2月28日公開の「知らないカノジョ」は2021年に日本公開されたフランス映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(原題:Mon Inconnue)」をベースに、現代の日本に設定を落とし込んだリメイク作品。大学時代に出会って結婚したリクとミナミの“ファンタジックラブストーリー”が描かれる。小説家を目指していたリクは夢を叶えてベストセラー作家になるも、ミナミとケンカした翌朝、文芸誌の編集部員に。自身とは知り合っていない“前園ミナミ”が天才シンガーソングライターとして活躍していることに気付いて困惑しながらも、自分の人生を取り戻すべく奔走する。リクを中島、ミナミをmiletがそれぞれ演じる。
主題歌「I still」についてmiletは「リクとミナミがどんな世界に行っても心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても、今までのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います」とコメント。この曲を聴いた中島は「勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて、(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました」と語っている。
主題歌の発表にあわせてYouTubeでは映画の予告映像が公開された。この予告映像を、milet演じる前園ミナミが歌う「I still」がエモーショナルに彩っている。
映画「知らないカノジョ」予告編
中島健人 コメント
主題歌「I still」を聴いて
miletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて、(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました。「I still」というタイトルにも本当に素敵な意味が込められていて、いいメロディ、いい言葉に包まれた撮影期間でした。リクとしても中島健人としても、すごく胸を打たれました。
milet コメント
「I still」制作への思い
台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても、今までのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います。大好きで大切な曲ができたなとも思いますし、私もこの曲を聴いて現場に向かって気持ちを作っていきました。(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に「この曲しか考えられない!」と言っていただいた時はすごく嬉しかったです。
演じた前園ミナミとしての歌唱について
劇中の歌唱シーンでは言葉の発し方もちょっと変えてみました。今までmiletとして歌っている言葉とはちょっと違う発音だったり、milet節を少し抜いて、ミナミの素直でまっさらな気持ちで歌えるように、もっと言葉をはっきり、伝えたいメッセージが相手の心に柔らかく届いていくように歌えたらいいなと思って挑戦していました。
norikichishio @norikichishio
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