現役音大生アイドルMARUKADO、武道館フリーライブ大成功「夢へのダッシュは終わりません!」

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神奈川・洗足学園音楽大学の現役学生10人からなるアイドルグループ・MARUKADO(マルカド)が、10月15日に東京・日本武道館でフリーライブ「100年のイントロ」を開催した。

MARUKADO日本武道館フリーライブ「100年のイントロ」の様子。

MARUKADO日本武道館フリーライブ「100年のイントロ」の様子。

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夢の武道館、そのド真ん中へ!

武道館のステージ裏でいつも通りの円陣を組むMARUKADO。

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MARUKADO

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MARUKADO

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2022年に結成されたMARUKADOは、洗足学園が創立100周年を迎える2024年、日本武道館でライブを行うことを目標に、夢が叶ったその日に完成させるべく片目を入れた達磨を大事に持って活動を重ねてきた。10月15、16日に日本武道館で開かれた洗足学園創立100周年記念式典のプログラムの一環として、MARUKADOはフリーライブという形でその夢を叶えることに。これまでの歩みを追ったオープニング映像ののち、メンバーは横1列でステージに並び立ち、リーダーMIHANEが両目を黒く塗った達磨を高々と掲げた。REIAの「夢のステージ、始まるよー!」という合図から、ライブは軽快なスウィングナンバー「POTLUCK PARTY!!!」で幕開け。MIHANE、REIA、NIKA、SHION、NAHO、UTAHA、YALING、KADUSA、MIRA、HANAの10人は一気に花道へと駆け出し、武道館のド真ん中に設置されたセンターステージへ。「冒険しよう、そうしよう!」「愛のキャラバン」と続けて3曲を披露し、定期公演を行っている学園内のホールMUSIC POOL CINOとは比べものにならないほどの大きなステージで元気いっぱいに笑顔を振りまいた。

MARUKADOの応援に駆け付けた川崎信用金庫・堤理事長(左)とふろん太(右)。

MARUKADOの応援に駆け付けた川崎信用金庫・堤理事長(左)とふろん太(右)。[拡大]

会場の全員で「好きです かわさき 愛の街」を合唱するMARUKADO。

会場の全員で「好きです かわさき 愛の街」を合唱するMARUKADO。[拡大]

1人ひとりの所属学部とペンライトカラーを紹介し、キャッチフレーズで自己アピールをした10人は、これまでのグループ活動を支えてきた地元神奈川の川崎信用金庫理事長、堤和也氏を呼び込む。地域活性化のため地元のサッカーチーム・川崎フロンターレとMARUKADOのマッチングを提案した堤理事長は、「音楽とスポーツという違ったジャンルのマッチングがこうした交流につながったこと、地域金融機関としてそのお手伝いができたことを非常にうれしく思っております。これからも川崎のポテンシャルをさらに上げ、川崎という街を熱く熱くするために川崎信用金庫はがんばってまいります! まずは今日のライブを成功させるために、会場にいる皆さん全員でMARUKADOを応援しましょう!」と前日に患ったギックリ腰を押して熱弁。そこに川崎フロンターレのマスコットキャラ、ふろん太とカブレラも合流し、MIRAのバイオリン、SHIONのギターに乗せて川崎市民の歌「好きです かわさき 愛の街」、さらに川崎信用金庫のマスコット・かわむすのためにMARUKADOが提供したキャラクターソング「MUSUBU」を観客とともに合唱した。

新衣装で新曲披露、武道館ならではの豪華演出

MARUKADO

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ビデオメッセージでエールを送るヤーリンの家族。

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かどたまの一員となったAIRU。

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ライブはここまでに約30分が経過。レパートリーは多数あり、MARUKADOはこの日新曲を披露することを予告していたが、ライブの時間は限られている。メンバーがあたふたとする中、台湾からの留学生・YALINGが「えーい、しゃらくせーい! やりたいこと全部やっちゃいましょう!」と叫び、レパートリー5曲を凝縮したメドレーコーナーへ。「紙ヒコーキ雲」「progress-girls」「Changer」「new balance」「うさぎかぶり」とバリエーション豊かな楽曲を一気に届けた。ここで一旦メンバーがステージを去り、場内が暗転すると、ステージ背後のスクリーンにMARUKADOの日本武道館公演を祝う関係者からのコメント映像が上映される。洗足学園音楽大学の前田学長、川崎市市長の福田紀彦氏、「冒険しよう、そうしよう!」の振付を手がけたラッキィ池田、川崎フロンターレのFROを務める元プロサッカー選手の中村憲剛、さらには台湾に住むYALINGの家族まで、幅広い面々がライブ後半戦に挑むMARUKADOにエールを送った。また、幕間には新メンバーオーディションを勝ち進み、MARUKADOの卵・かどたまの一員となったAIRUが登場し、まるか党(MARUKADOファンの呼称)に挨拶した。

MARUKADO

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MARUKADO日本武道館フリーライブ「100年のイントロ」の様子。

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MARUKADO日本武道館フリーライブ「100年のイントロ」の様子。

MARUKADO日本武道館フリーライブ「100年のイントロ」の様子。[拡大]

再びステージが明転すると、そこには赤と黒の新衣装をまとったMARUKADOの姿が。SHION作詞作曲の「ハチミツ」でライブを再開させた10人は息の合ったフォーメーションダンスを展開し、ダンスコースのMIHANEとNAHOは武道館の真ん中で華麗なアクロバットを披露した。「キミお洗濯」「マルカロンド」と3曲を連続で歌ったMARUKADOは、1人ひとりフォルムの違う新衣装について大喜びで言及。ひとしきり盛り上がったのち、MARUKADOはここで当日配信リリースされたばかりの新曲「グッと!ズッと!ユートピア」を初披露した。「グッと!ズッと!ユートピア」は「ハチミツ」に続くSHIONの書き下ろしで、アップテンポなロックナンバー。センターステージでパフォーマンスする10人の姿を引き立てるように金の紙吹雪が噴射されるという武道館ならではの派手な演出に、まるか党の声援にも力がこもる。そこにMARUKADOの代表曲「Re.青春」が投下され、ライブはいよいよクライマックスへ。10人が思いを込めて前向きなメッセージソング「まだの君へ」を歌い、最後に横一列に並んで深々とお辞儀をすると、武道館いっぱいに金テープが発射された。

夢へのダッシュはまだまだ終わりません!

MARUKADO

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YALING

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MARUKADOは洗足学園音楽大学在学中の学生によるユニットのため、4年生のMIHANE、REIA、YALING、MIRAは来年3月をもってグループ卒業となる。REIAは「本当に素敵な景色で、こんないっぱいの方のペンライトが光っているのはとても幸せです」と場内を見渡し、YALINGは「皆さんと最高な時間を過ごせて本当に幸せでした。現場にいないお母さんもほかの方も、きっと私たちの思いは届けられたと信じています!」と満足そうな表情を浮かべた。MIRAは「家族や応援してくださる皆さん、そしてスタッフの皆さんがいないと私たちの公演は成り立ちません。皆さんの力で武道館に立てたことを、本当に本当に幸せに思います」と感謝の思いを口にし、MIHANEは「この学生生活という限られた期間の中で、この10人で日本武道館に立てたことは本当に奇跡のようだし、本当に幸せに思っています。ただ、MARUKADOは続いていきます。先ほどかどたまちゃんの発表があったように、MARUKADOは形を変えてどんどん進化していくものだと思いますので、まだまだ大きくなるMARUKADOを見守っていただけたらと思います」と観客に呼びかけた。

MIRA

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新曲「ハッピーエンドは」をサプライズで披露するMARUKADO。

新曲「ハッピーエンドは」をサプライズで披露するMARUKADO。[拡大]

「とっても寂しいんですけども、そろそろ終わりの時間ということで……」というKADUSAの合図で、「本日は洗足学園創立100周年記念式典 Day1 夜の部、MARUKADOフリーライブ『100年のイントロ』にお越しくださった皆さん、本当にありがとうございま……」と挨拶をしていると、NAHOが突然「ちょーっと待った! ストップストップ」と割って入り、「ここでね、MIRAさん……どうぞ」とMIRAをグランドピアノへと誘導する。ライブ後半に歌われた「グッとズッとユートピア」は事前に初披露することが予告されていたが、MARUKADOはさらにもう1曲、この日のために書き下ろした新曲を用意していた。MIRAは「普段はオーケストラの勉強をしている私なんですけど、初めてMARUKADOのために歌モノの作詞作曲に挑戦しました。私たちMARUKADOは限りある時間の中で活動しています。私を含む4人はあと半年しか活動期間がありません。でも、終わりは悲しくないんだよという気持ちを込めて作曲しました。一緒に歌ってくれる9人のため、そして応援してくださる皆さんのために作りました」と告げると、ピアノを弾きながら歌い始める。そのタイトルは「ハッピーエンドは」。優しく温かいバラードが武道館に染み渡り、大規模なフリーライブは大団円を迎えた。

REIA

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MIHANE

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REIAは「MARUKADOの最初の夢だった単独での日本武道館公演は終わってしまいましたが、私たちはまだまだ夢の途中です。MARUKADOの夢へのダッシュはまだまだ終わりません!」と元気いっぱいに宣言し、リーダーMIHANEは「夢だった武道館のステージ、ここがスタートです。この公演をMARUKADOのイントロとして、ここからもっともっと大きく、川崎に愛され、川崎を愛して、そして何よりも応援してくださる皆さんにもっともっと誇りに思ってもらえるようなグループに必ずなります!」と明るく締めくくった。

MARUKADOは地元川崎を拠点に活動しながら、定期公演のほかさまざまなイベントに出演している。また11月10日には洗足学園音楽大学の文化祭「洗足学園フェスティバル2024」にて、MARUKADOプロデューサーの近藤キネオがステージ演出を手がける私立恵比寿中学と競演する。

セットリスト

洗足学園創立100周年記念式典 Day1夜の部 MARUKADOフリーライブ「100年のイントロ」2024年10月15日 日本武道館

01. POTLUCK PARTY!!!
02. 冒険しよう、そうしよう!
03. 愛のキャラバン
04. 好きです かわさき 愛の街
05. MUSUBU
06. MARUKADOメドレー(紙ヒコーキ雲 / progress-girls / Changer / new balance / うさぎかぶり)
07. ハチミツ
08. キミお洗濯
09. マルカロンド
10. グッと!ズッと!ユートピア
11. Re.青春
12. まだの君へ
13. ハッピーエンドは

公演情報

洗足学園フェスティバル2024 プレミア LIVE

2024年11月10日(日)神奈川県 洗足学園音楽大学 前田ホール
<出演者>
私立恵比寿中学(13:00~14:10)
MARUKADO(14:30~17:10)

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うすやま @usuqui

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