男女デュオ・エミとゲルが昭和40年代コンセプトの1stアルバム発売、横山剣がコメント寄稿

松石ゲルとエミーリーによるデュオ・エミとゲルの1stアルバム「ゴールデン・ヒット1965-1971」が4月28日にリリースされる。

エミとゲルは「昭和40年代と21世紀を自在にワープする愛知県産のデュオ」として2021年夏に結成。エレキ、ガレージ、カルトGS、グルーヴ歌謡、ソフトロックなど、さまざまな音楽を取り入れたサウンドを展開している。初のアルバムには昭和40年代をコンセプトにした13曲を収録。またアルバムに付属するブックレットには作品の長文解説と、横山剣（クレイジーケンバンド）による寄稿文が掲載される。YouTubeでは「ゴールデン・ヒット1965-1971」のトレイラー映像が公開中。1曲ごとに制作されたジャケットのスライドとともに楽曲の一部を楽しむことができる。

エミとゲルは、1stアルバムのリリースを記念して、本日4月27日に東京・diskunion 新宿ロック・インディーズ館、5月7日に愛知・diskunion 名古屋店でイベントを開催。diskunion 新宿ではエミーリー（Dr）が1日店長を務め、diskunion 名古屋店ではミニライブとサイン会が実施される。なおdiskunionで「ゴールデン・ヒット1965-1971」を購入した人には、限定でエミとゲルの黛ジュン「ブラック・ルーム」カバー音源がプレゼントされる。さらにアルバム発売日の明日4月28日には東京・バイユーゲイトにて、エミーリーによる発売記念パーティー「エミの部屋」も行われる。

クレイジーケンバンド 横山剣 コメント

高度成長期の熱を帯びたまま現役稼働してる夢のような音楽！ だからってただ懐かしいとか、コピーだ、カバーだってんじゃこの絶妙な滲みとか、微細な違いを絶対に味として出せないじゃんか。
そこはやっぱりあれなんだよね、エミとゲルという異界からの使者が音を響かせてるからじゃん。ボーリングのピンが弾けるみたいな音がエコーとか奥行き感を伴ってさ。絶対、僕はそう思うよ。そーそーそーそー。
ファースト・アルバムにしていきなりの名盤でございます！ エミとゲル、イイネ！ イイネ イイネ！