ヴィドール、新木場解散ライブで9年の活動に終止符

ヴィドールの解散ライブ「VIDOLL THE LAST LIVE“解体”」が、昨日5月7日に東京・新木場STUDIO COASTにて行われた。

この日の会場には彼らの最後の雄姿を見届けようと、約2400人のファンが集結。ライブは「Cryptic Tokyo」からスタートし、メンバーのシルエットが映し出されると会場に大歓声が響き渡った。

その後は2009年発表のメジャーデビューシングル「Puzzle ring」、インディーズ時代の人気曲「Blue star」などを次々に披露。アンコールではテロ（Dr）が奏でるピアノに乗せて樹威（Vo）が「君ヲ乗せて」「十年後の今日此処で…」を歌い、ダブルアンコールではメンバー全員で「…サンガコロンダ!!」「カラクリロマンス」「ワイセツ人形」の3曲を披露した。

彼らとの別れを惜しむように、フロアからはさらにトリプルアンコールを求める拍手が沸き起こる。それに応えて登場したメンバーを代表し、樹威は「9年間ずっと応援してくれて、最後まで笑顔を見せてくれて、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。「我輩ハ、殺女成リ…」「人魚」を演奏した後も4回目のアンコールを求める声は止まず、メンバーは改めてステージに現れ声を合わせて「9年間ありがとうございました！」と挨拶。最後に樹威がステージにマイクを置き、9年間の活動に終止符を打った。