凛として時雨「DEAD IS ALIVE TOUR」仙台で開幕！「竜巻いて鮮脳」初披露でオーディエンス圧倒

凛として時雨が昨日5月14日に宮城・チームスマイル・仙台PITでワンマンツアー「DEAD IS ALIVE TOUR 2022」の初日公演を開催した。

今年で結成20周年を迎える凛として時雨は、5月11日に約1年4カ月ぶりの新曲「竜巻いて鮮脳」を配信リリース。さらにリリース日には同曲のミュージックビデオをYouTubeでプレミア公開し、ツアーに向けてファンの期待を煽った。時雨のツアーが行われるのは、昨年の「Perfake Perfect Tour 2021」以来、約1年3カ月ぶりのこと。またTK（Vo, G）、345（Vo, B）、ピエール中野（Dr）の3人が観客の前で音を奏でるのは、同年6月に行われた音楽イベント「LOVE MUSIC FESTIVAL 2021」以来およそ1年ぶりとなった。そして迎えたツアー初日、ひさびさとなるライブのセットリストは1曲目からファンの予想を裏切るレアな内容に。ツアー初日の緊張感と、次にどの曲が演奏されるか予想のつかない展開も相まって、場内はこれまでにないスリリングな高揚感に包まれていた。

この公演で時雨は新曲「竜巻いて鮮脳」をライブ初披露。3人はバンドの初期衝動と長年の経験が凝縮されたかのような破壊力抜群の演奏をもって観客を圧倒した。またMCでは中野がツアー前に左足を怪我したが、無事に完治した状態でツアー初日を迎えられたことや、バンドが今年で結成20周年を迎えることについて言及し、「ひさびさのライブ、楽しいですね！」と喜びを爆発させた。345も「ひさしぶりにツアーができて、うれしいです」と述べつつ、ツアー初日を仙台にて満員御礼で迎えられたことへの感謝をファンに伝えていた。

またセットリストの中には、歴代リリース作品の中から観客の意表を突くかのような隠れた人気曲も。ライブ全編を通して楽曲の世界観を彩る美しい照明演出が、オーディエンスの脳裏に3人のパフォーマンスを脳裏に焼き付け、鮮烈な余韻をもたらした。時雨はこの日の宮城公演を皮切りに、神奈川、大阪、愛知、東京、福岡、北海道を回る。8月には本ツアーの追加公演「DEAD IS ALIVE TOUR 2022 ～竜巻いて延命～」を開催し、東名阪Zepp3会場を回ることが決定している。ローソンチケットでは、5月24日まで追加公演分のチケットの先行予約申し込みを受付中。