エビ中が真山のおうちで混沌パジャマパーティ、ココユノノカは自己紹介フレーズ披露

私立恵比寿中学の公式ファンクラブ「秘密結社★ブラックタイガー」会員限定イベント「エビ中会員限定ファン感謝デー2022」が、昨日2月12日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われた。昼夜2公演のうち、この記事では夜公演の模様をレポートする。

2021年末の“大学芸会”ライブ「私立恵比寿中学 大学芸会2021 ～Reboot～」で新メンバーの桜木心菜、小久保柚乃、風見和香の3名を加えた9人体制のステージを成功のうちに収めたエビ中。9人で迎える初のFCイベントは、真山りかの部屋に集まりパジャマパーティを開くという設定で、普段のワンマンとはひと味違ったゆるやかなムードのライブが展開された。

思い思いのパジャマ姿で“真山の部屋”に登場した9人は、「エビ中一週間」「仮契約のシンデレラ」「誘惑したいや」「ラブリースマイリーベイビー」と冒頭からにぎやかなナンバーを冒頭から連発。その後のMCでは桜木、小久保、風見が先輩メンバーと同様にオリジナルのフレーズによるロングバージョンの自己紹介を披露していく。桜木は「花は桜木ー！ 女は心菜ー！ エビ中のヘソ出しマーメイド、出席番号13番、桜木心菜です」、小久保は「ハロー、アイムジュニアハイスクールスチューデント。ユーノウ？ アイノウ！ ユーノウ？ アイノウ！ マイペースが好きです。出席番号14番、小久保柚乃です」、風見は「ノンノン、ののかー！ ノンノン、ののかー！ ノンノン、ののかー！ まるー！ 風に吹かれる白い雲になりたい、出席番号15番、風見和香です」とコール＆レスポンスやキャッチフレーズを込めた自己紹介でそれぞれの個性をアピールした。

またライブの中盤には、新メンバー3人が先輩メンバーのソロ曲にチャレンジするコーナーも。風見は安本彩花のバラーード「またあえるかな」を優しく歌い、小久保は中山莉子の「ペコペコリーヌ」をステージいっぱいに駆け巡りながら元気にパフォーマンス。桜木は歌謡曲タッチの小林歌穂ソロ「ぐらりぐら想い」を艶やかに歌い上げた。これに先輩メンバー6人は「3人がこんなにいいソロを見せてくれたら、負けてられないよ」と、「黒ひげ危機一髪」で黒ひげを引き当てたメンバーが、会場のエビ中ファミリー（私立恵比寿中学ファンの呼称）からのリクエスト曲を歌うことに。夜公演では4人目の中山が1ターンで早々に黒ひげを引き当ててしまう。リクエストされたのは、真山のソロナンバー「Liar Mask」。歌詞カードを手にしながらも難しい漢字が読めない中山は、眉間にしわを寄せたままどうにかこうにか最後まで歌いきった。

ライブ終盤、「元気しかない！」では曲中に挟まるブレイクでメンバーが衣装チェンジのため1人ずつ立ち去り、一時ステージは無人に。すると紙芝居屋のおじさんに扮した小林が自転車を押しながら現れ、エビ中メンバー9人を鶴に見立てたオリジナル紙芝居「つるのおんがえし」を読み上げる。混沌としたステージに、交通整理員の真山、デザイナーの安本、警察官の星名美怜、医師の柏木ひなた、タクシードライバーの中山、キャリアウーマンの桜木、パン屋の小久保、ホテルのドアマンの風見が合流し、再び「元気しかない！」へ。メンバーはそのままの格好で、9人体制最初のオリジナルナンバー「イヤフォン・ライオット」、年末の大学芸会で初披露された新曲「Anytime, Anywhere」の2曲を歌い、盛りだくさんのライブを終えた。

このライブの模様は、後日「秘密結社★ブラックタイガー」オフィシャルサイトにて全編配信される。また、エビ中は3月23日に通算7枚目のオリジナルアルバム「私立恵比寿中学」をリリース。4月16日よりニューアルバムを携えてのライブツアー「私立恵比寿中学10th Anniversary Tour 2022～drawer～」を行う。