栗コーダー関島岳郎制作の2009年の映像音楽をパッケージ

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栗コーダーカルテットシカラムータでの活動で知られる関島岳郎の2009年にかかわった“映像のための音楽”をまとめたアルバム「2009 ~関島岳郎映像音楽集~ SEKIJIMA TAKERO'S FILM MUSIC」が11月7日にリリースされる。

栗コーダーカルテットとは?

栗原正己(リコーダー、ピアニカ他)、川口義之(リコーダー、サックス他)、近藤研二(リコーダー、ギター他)、関島岳郎(リコーダー、テューバ他)から成る4人組。それぞれに作編曲家そして演奏家の顔を持つ4人がなぜかリコーダーを携えてお気楽に活動を始めて早15年。1997年に1stアルバム「蛙のガリアルド」を発表。以後6枚のオリジナルアルバム、ベスト盤、ライブ盤、DVD、楽譜集、サウンドトラック、オムニバス参加など関連作品の数は50を超える(NHK教育TV「ピタゴラスイッチ」、映画「クイール」、映画「≒草間彌生~わたし大好き~」、NHKアニメ「アリソンとリリア」テーマ曲、NHKみんなのうた「PoPo Loouise」、映画「山形スクリーム」など)。2005年にカバーしたスター・ウォーズ「帝国のマーチ」のヒット以降、ウクレレや身近な楽器を使った脱力系バンドとしてテレビ、ラジオで取り上げられることもしばしば。数々のアーティストとも共演しており、春風亭昇太、あがた森魚、吉沢実、THE SUZUKI(鈴木慶一+鈴木博文)、劇団ダンダンブエノ、竹中直人、原マスミ、UA、湯川潮音、GOING UNDER GROUNDなど幅広い分野にわたる。結成15周年の今年はスクリーンデビューも果たし、さらに精力的に活躍中。

アルバム「2009 ~関島岳郎映像音楽集~ SEKIJIMA TAKERO'S FILM MUSIC」のジャケット。

アルバム「2009 ~関島岳郎映像音楽集~ SEKIJIMA TAKERO'S FILM MUSIC」のジャケット。

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この作品に収録されるのは、19才の佐山もえみ監督が女子中学生の日常を描いた「14才のハラワタ」と、川端康成の短編集の中の数編を4人の若手監督が映画化したオムニバス「掌の小説」の映画音楽。さらに、1938年に新潟の開業医・平賀洗一が撮影した9mmフィルムに新潟大学地域映像アーカイブからの委嘱によって音楽をつけた「光の魚」も収められる。

収録曲の作曲や演奏、レコーディング、ミキシング、マスタリングはすべて関島岳郎が担当。また栗コーダーカルテットのメンバーである近藤研二のほか、中尾勘二、坪川拓史といった顔ぶれが演奏に参加している。

収録曲

01. ハラワタ
02. お父さん
03. 学習塾
04. 青木さん
05. 朝の靴磨き~エンドロール
06. ダンス
07. 凧を持った老人
08. 旅立ち
09. バス停
10. 有難うさん
11. 桜と凧
12. 夜
13. 朝
14. おやすみ
15. 不死
16. 光の魚

1~5:「14才のハラワタ」より
6~15:「掌の小説」より
16:「光の魚」より

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栗コーダー関島岳郎制作の2009年の映像音楽をパッケージ http://natalie.mu/music/news/39940

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