ストレイテナー、15年前の「TITLE」をライブで熱演「みんなの顔を思い浮かべながら」

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ストレイテナーが有料配信ライブ「TITLE COMEBACK SHOW」を9月5日に開催した。

ストレイテナー「TITLE COMEBACK SHOW」の様子。

ストレイテナー「TITLE COMEBACK SHOW」の様子。

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「TITLE COMEBACK SHOW」は2005年リリースのメジャー2ndアルバム「TITLE」の再現ライブ。当日はアルバムに収録された全12曲が披露されたほか、ライブ後には4人がこの日のパフォーマンスを振り返るトークショーが配信された。

ホリエアツシ(Vo, G, Piano)

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ナカヤマシンペイ(Dr)

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配信が始まり、スタジオ入りした4人は普段のフォーメーションとは異なる4人が向かい合う形でスタンバイする。準備が整うとホリエアツシ(Vo, G, Piano)は「SAD AND BEAUTIFUL WORLD」の切ないメロディをキーボードで弾き始め、ナカヤマシンペイ(Dr)が叩くシンバルの音を合図に4人は音を合わせて「TITLE COMEBACK SHOW」をスタートさせた。その後は間髪いれずに「PLAY THE STAR GUITAR」を奏で始め、アルバムの曲順通りに楽曲をパフォーマンス。「俺たちストレイテナーって言います」という彼らのライブでお馴染みの挨拶を挟んだあとは、日向秀和(B)の流れるようなベースラインで始まる「泳ぐ鳥」の演奏へ。オリジナルの音源を忠実に再現するのではなく、大山純(G)加入後の現体制になってからリアレンジをしたバージョンで楽曲を奏で、バンドの進化をまざまざと見せつけるライブを展開していった。

日向秀和(B)

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スタジオのところどころに置かれたペンダントライトの灯りが優しく会場内を照らす中で披露されたのは「TENDER」。4人は目配せをしながら時折笑顔を見せ、リラックスした表情で楽曲を届けていく。曲の最後にはホリエの歌声にナカヤマと大山が声を重ね、心地よいハーモニーをスタジオに響かせた。ホリエは「『TITLE』というアルバムには『鳥になって遠くにいる誰かに届けたい』という歌詞が随所に出てくる」と語り始め、「その当時思い描いていた誰かというのは、これからストレイテナーの音楽を知ってくれる誰かでした。あれから15年経って、僕らの音楽を受け取ってくれた人たちが増えて、すぐにみんなの顔が思い浮かべられるようになりました。今日はちょっと遠くに離れているけど、みんなの顔を思い浮かべながら演奏したいと思います」と配信ライブへの思いを口にした。

大山純(G)

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「STILLNESS IN TIME」「AGAINST THE WALL」の2曲では映像がモノトーンになり、照明が激しく点滅する中でストイックに演奏する4人それぞれの姿がカメラに収められた。ライブ中盤のMCでホリエは「形あるものはいつか壊れて、失われていく。でもそこに記憶は残るし、音楽というのも記憶としてずっと残っていくものだと思っていて。記憶って時間が経つと持っている意味が変わると思う。自分が変わったときに記憶が大切なことを教えてくれる」と、自身が音楽を鳴らす意味を語る。さらに「常に意味を変えながらも、大切に鳴り響いてきた曲」という紹介から、バンドは代表曲としてたびたび挙げられる「REMINDER」をプレイ。画面が4分割されるとメンバーそれぞれの表情や手元のアップが映り、普段のライブでは観ることができないアングルでバンドの演奏が届けられた。

ホリエアツシ(Vo, G, Piano)

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「AMAZING STORIES」「EVERGREEN」といった比較的緩やかなテンポの楽曲を経て、ライブは最終盤へ。ナカヤマがリズミカルにスネアを叩く音を合図に、日向がファンキーなベースを重ね「KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]」がスタート。ここまで暖色系の照明に照らされていた会場内の雰囲気が一変し、青や紫といった寒色系のライトが激しく点滅すると、曲の空気感とも相まってスタジオ内は一気にダークな雰囲気に様変わりした。アルバムに収録された全12曲を演奏し終え、晴れ晴れとした表情を見せた4人はすぐに楽屋へ移動。ライブの感想を語り合うトークショーを始めた。

ストレイテナー「TITLE COMEBACK SHOW」の様子。

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ホリエが「『KILLER TUNE』をタイトに演奏している自分に笑ってしまった」と話し始めると、ナカヤマは「『KILLER TUNE』なんて半分以上お客さんが演奏しているようなものだから、4人の力だけでやれって言われてもね(笑)」と、普段のライブとの違いを指摘。日向とナカヤマが「『REBIRTH』前にホリエくんがエモいこと言うから緊張したよ」とクレームを入れると、ホリエは「昔はヒリついたライブをやってたから、MCでほぐしたくなかった」と、その真意を語った。トークショーの中では、10月14日にシングル「叫ぶ星」をリリースすることが告知され、配信の最後にはこの曲のスタジオライブ映像が上映された。

なおuP!!!の配信ページでは9月14日(月)12:00まで本公演のアーカイブ映像を観ることができる。

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ストレイテナー「TITLE COMEBACK SHOW」2020年9月5日 セットリスト

01. SAD AND BEAUTIFUL WORLD
02. PLAY THE STAR GUITAR
03. 泳ぐ鳥
04. TENDER
05. REBIRTH
06. STILLNESS IN TIME
07. AGAINST THE WALL
08. LOVE RECORD
09. REMINDER
10. AMAZING STORIES
11. EVERGREEN
12. KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]
13. 叫ぶ星(新曲)

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