1月10日に全国公開される「フォードvsフェラーリ」は、モータースポーツ界の頂点に君臨するフェラーリを、ル・マン24時間耐久レースで打倒するという無謀な仕事をフォード・モーター社から請け負った2人の男の実話をもとにした作品。カーデザイナーのキャロル・シェルビーをマット・デイモン、型破りなドライバーのケン・マイルズをクリスチャン・ベイルが演じている。フェラーリ好きを公言している堂本はこの映画を応援するアンバサダーを務めており、今回のイベントに参加して作品の魅力をアピールした。
会場となったT-SITEの駐車場には、貴重なフォード車とフェラーリ車が計20台集結した。堂本は作中にも登場するフォード GT40 マークIIの助手席に乗って会場へ。左サイドにフォード車、右サイドにフェラーリ車が並べられた花道で車を降り、司会者に感想を求められると「フェラーリ好きなので申し訳ない気持ちもありつつ……アガりますね! この空間がたまらないです」と会場を見渡した。
トークセッションではアンバサダーに就任した思いを問われ「本当に光栄ですし、車好きを公言してきてよかったと思いました。自分の好きなことが仕事につながる。こんなにおいしい仕事をさせてもらっていいのかと」と笑顔を浮かべた堂本。作品はいち早く鑑賞し「どちらかと言うとフェラーリが好きな人間なので、『その時代の映画ということはフォードがフェラーリを倒すストーリーだよな』と不安になったんです(笑)。でもそんな不安も吹っ飛ぶくらい、本当に素晴らしい映画。フェラーリ好きからしても楽しめるし、車好きじゃない人、男女も問わず楽しめる映画だなと思いました」と感想を語った。
車やカーレースが好きな理由については「自分の仕事とかけ離れている部分があると思っているから。だからこそ楽しめるんです」と明かしたが、自身の仕事のやりがいについて言及する場面も。司会者に「不可能に思えるけどやってやる!と思うようなことはありますか?」と問いかけられ、堂本は「ライブや舞台はある意味、魔法の空間のような気がしていて。不可能だと思えることを可能にしていく作業だと思っているんです。自分の口癖で『言うのはタダだから』というのがあって、そんなことを言いながら打ち合わせをして、何かを可能にしていく作業が僕は好きなんです。“魔法の空間”を作っていく作業に携われて幸せだなと思いますね」と思いを語った。
また作中で描かれる主人公2人の友情について意見を求められると、堂本は「思いっきりケンカしてても、そこにすごく愛情がある。そこがすごくいいなと思いました。僕も2人組だけど、1回もケンカしたことないんですよ(笑)」とコメント。「普通に仲がいいですよね」という相槌を受けて「なんか昔からそうなんですよね。お互い『このやろう』と思っているところもあるかもしれないけど、『それはそれやな』と認めてるというか」と笑った。すると、司会者からは「じゃあ、今年の目標はケンカ?」という問いかけが。これに堂本は「取っ組み合いのケンカもいいかもしれないですね(笑)」と返していた。
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トンスケ @kiragira501
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