SUPER★DRAGONライブに天龍源一郎!渾身チョップで“昇り龍”の飛躍を約束

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SUPER★DRAGONが昨日8月14日に3rdアルバム「3rd Identity」をリリース。これを記念したフリーライブを東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場で行った。

SUPER★DRAGONと天龍源一郎(下段中央)。

SUPER★DRAGONと天龍源一郎(下段中央)。

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SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)[拡大]

3rd Identity(通常盤)

SUPER★DRAGON「3rd Identity(通常盤)」
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3rd Identity(Limited Box)

SUPER★DRAGON「3rd Identity(Limited Box)」
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「3rd Identity」は前作の2ndアルバム「2nd Emotion」から約半年という短いスパンで発表されたフルアルバム。「Identity」をテーマにメンバー9人が1曲ずつ楽曲の世界観やミュージックビデオをプロデュースするという、挑戦的な試みの詰まった作品となっている。約2000人のファンを集めたフリーライブは、その「3rd Identity」から池田彪馬がプロデュースしたオープニングナンバー「PANDORA」でスタート。田中洸希、ジャン海渡、松村和哉とつながる攻撃的なラップリレーから彪馬、古川毅が高音のボーカルを響かせるサビへと展開していく流れの美しいこの曲を、9人は力強くオーディエンスへ届けてみせる。続けて披露されたのは、和哉がプロデュースした「La Vida Loca」。ボーカルレスのフックパートではラテンのサウンドに乗った9人が雄々しく情熱的なステップや腰つきで観衆を誘い、大きな歓声を集めていた。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)[拡大]

2曲を終えると9人は自己紹介をしつつ、それぞれの言葉で会場を盛り上げていく。志村玲於は「気温も高い最高の状態、もっと声出るはずです!」とファンを鼓舞し、ジャンは「ガンダムさんの大きさに負けない、大きな声量が欲しいわけですよ!」と広場に立つ等身大ガンダム像を見上げた。するとここでイベントの司会者が、サプライズゲストの登場をアナウンスする。突然の展開に驚くファンの前に現れたのは、SUPER★DRAGONの“ドラゴン先輩”として招かれた天龍源一郎。思わぬゲストにメンバーも観客も驚きの声を上げる。

SUPER★DRAGONと天龍源一郎。(撮影:笹森健一)

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ゆっくりとステージ中央に歩みを進めた天龍は「皆さんこんばんは、“アントニオ猪木”です」と挨拶し、開口一番メンバーからの総ツッコミを受ける。舞台袖でスパドラのライブを鑑賞していたという天龍は「ファンキーでいいねえ」とご機嫌に語り「お客さんがいいから盛り上がるんだよ」と観客に笑顔を向けた。そしてここからスパドラと天龍によるトークセッションに展開すると、ジャンは真っ先に「僕らの今回の作品のテーマが『個性』なんですが、天龍さんのスタイルはいつから確立されたんですか?」と問いかける。すると天龍は「自然体でやっていれば確立する。ファンの皆さんが認めてくれたときが、確立されたとき」と答え、スパドラメンバーの感嘆の声を誘った。

SUPER★DRAGON(撮影:笹森健一)

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続く玲於は「質問ではないんですけど……」と切り出し「技を受けたいです。僕、20歳になったばかりなので、気合いを入れてください!」とリクエストした。玲於の願いを快諾した天龍は彼の衣装をめくり、思い切りチョップをお見舞いする。その場に倒れ込んだ玲於は大盛り上がりのメンバーに囲まれながら「2020年もがんばっていきたいと思います!」と早くも来年の抱負を述べながら苦悶の表情を浮かべていた。

田中洸希(撮影:笹森健一)

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にぎやかなトークを終え、天龍は改めて「楽屋でも彼らを見てたんだけど、みんな仲もいいからてっぺんまで行ってほしいね。安心して応援してあげて」と、9人とファンに向けてメッセージを送った。そののち、天龍は「次の曲は『Don't Let Me Down』」と曲振りをして舞台袖へ。滋味深い天龍のタイトルコールから届けられたラストナンバー、9人は肩の力の抜けた身振りとキレのあるダンスで緩急を付け、楽曲の持つアーバンなムードを際立たせていく。パフォーマンスのあとには「3rd Identity」が本日付けのオリコンデイリーランキングで2位にランクインしたという速報も届けられ、大歓声の中でライブは終了した。

SUPER★DRAGONと天龍源一郎(下段中央)。(撮影:笹森健一)

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こののちに行われたスパドラと天龍の囲み取材では、スパドラメンバーがそれぞれにアルバムリリース日を迎えた今の思いを語った。洸希は「個々が楽曲に深く携わったので、思いが伝わるんじゃないかなと思います」とコメントし、柴崎楽は「普段見せないような姿も詰まっていると思います」、毅は「個々の色を出したことによって、チームのよさも表現できたと思うんです。SUPER★DRAGONというグループの音楽を知ってもらうきっかけになれば」と続く。伊藤壮吾は「こだわって作った作品なので、デイリー2位という結果をいただけて『こだわってよかった』と思いました」と笑顔を見せ、彪馬は「(新作を)世界中の人に聴いてもらえたら本望」と力強い眼差しを見せた。

天龍は飯島颯やジャン、毅など自身の後ろに立つメンバーへのマイクフォローをする優しい姿を見せつつ、9人の声に笑顔で耳を傾ける。そして、彼らの印象について「(曲が)アップテンポで一生懸命でね、好感持ちました。今日は最高だよ」と語った。そしてスパドラの夢が「世界進出」であるという話題から、ジャンが「最初は(自身の故郷でもある)トルコに行きたい。この8人を背負って!」と宣言すると、天龍も「俺も行きたいね」と反応。「精進していく気持ちがあるから、絶対にステップアップするよ」とスパドラに向け力強いエールを送っていた。

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