GLAY・TAKURO、ファンとの“大忘年会”でB'z松本プロデュース新曲連発

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GLAYのTAKURO(G)が12月25日と26日の2日間にわたり、神奈川・MOTION BLUE YOKOHAMAにて単独公演「GLAY TAKURO Solo Live 平成最後のTAKUROとChristmas 2018 ~Journey without a map 2018~」を開催した。

GLAYとは?

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI(G)、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」(現:LSG)を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。

TAKURO(撮影:岡田裕介)

TAKURO(撮影:岡田裕介)

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TAKURO「GLAY TAKURO Solo Live 平成最後のTAKUROとChristmas 2018 ~Journey without a map 2018~」の様子。(撮影:岡田裕介)

TAKURO「GLAY TAKURO Solo Live 平成最後のTAKUROとChristmas 2018 ~Journey without a map 2018~」の様子。(撮影:岡田裕介)[拡大]

昨年の同時期にもMOTION BLUE YOKOHAMAのステージに立ち、いちギタリストとして自身が手がけたジャジーなインストゥルメンタルナンバーを披露したTAKURO。今回は2月27日にリリースする2ndソロアルバム「Journey without a map II」からの楽曲を中心としたライブと、洒脱なトークで会場を大いに盛り上げていた。

最終公演となった昨日12月26日の2ndステージは、軽快な「Lullaby」で幕開け。TAKUROはお酒や食事を味わいながら音楽を楽しむファンに向かって、「ようこそいらっしゃいました! これから、ここは函館の居酒屋になってしまう。今日は大忘年会だ!」と宣言し、バンドメンバーのTOSHI(Dr)、tatsuya(Piano)、石井ゆかこ(B)、米澤美玖(Sax)と楽しげにセッション繰り広げていく。続けてTAKUROは、「Journey without a map II」に収録される「Swingin' Tokyo 2020」をプレイ。スウィングする朗らかなサウンドにあわせて手拍子が起き、会場はさっそく一体感に包まれた。

TAKURO(撮影:岡田裕介)

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続くMCでTAKUROは、地元北海道公演をもって終了したばかりのGLAYのZeppツアーを振り返りながら地元愛を熱弁する。そしてメランコリックな「Northern Life」と「Guess Who」を青い照明の下で演奏。北国の匂いを感じさせるナンバーを届けたあと、今度は米澤の奏でる艶やかなフレーズが異国情緒を感じさせる「Istanbul Night」に続けコンポーザーとしての幅広さを印象付けた。さらにTAKUROは、tatsuyaのピアノで始まる「TIMELESS WONDER」をまずは歌詞付きバージョンでパフォーマンス。ダンディなボーカルで地元函館への思いを歌い上げ、場の空気を和ませた。その後、インストゥルメンタルバージョンの「TIMELESS WONDER」を情感たっぷりに披露した。

そして、アンニュイな空気を紡ぐ「Autumn Rain」、アグレッシブな一面を打ち出した「RIOT」という1stアルバム「Journey without a map」からタイプの異なる曲をプレイ。メンバー紹介を兼ねた間奏のセッションでは、自らのことを「ギターと司会!」とユーモアを交えて紹介してファンを笑わせていた。さらに本編のラストを飾った新曲「SARAH 派手にやれ!」では、スリリングでスピード感のあるアンサンブルで聴き手を魅了した。

盛大なアンコールに呼ばれ、ステージに再登場したTAKUROは本編よりもリラックスした表情で、最後に届ける「やすらぎのチセ」について解説。自身のルーツを楽曲に落とし込んだこと、B'zの松本孝弘(G)をプロデューサーに迎えてレコーディングを行ったことを明かす。松本のスパルタぶりに「前より厳しくなってて。47年生きてて、一生忘れられない10月でした」と冗談を飛ばした。そんなMCに続いたのは、優しく切ない旋律を軸に展開していく、メロウなナンバー。TAKUROの弾くギターと米澤のサックスの音色が掛け合いのように響き、温かでノスタルジックな余韻を残した。

なお、「Journey without a map II」には本日披露された楽曲や、松本作曲の「北夜色 Port Town Blues」を含め全10曲を収録予定。CD+DVD仕様のDVDには「やすらぎのチセ」のミュージックビデオとメイキング映像が収められる。

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TAKURO「Journey without a map II」収録予定曲

CD

01. SOUL FRIENDLY
02. DANDY MAN
03. TM St.2am
04. SARAH 派手にやれ!
05. TIMELESS WONDER
06. 北夜色 Port Town Blues
07. do svidaniya
08. 鼓動
09. やすらぎのチセ
10. Swingin' Tokyo 2020

DVD

・「やすらぎのチセ」MUSIC VIDEO
・「やすらぎのチセ」MUSIC VIDEO Making

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