PrizmaXがサマステ初登場！森崎ウィン「甘えていいかな？」六本木に大合唱響かせる

PrizmaXが昨日8月4日に東京・六本木ヒルズのSUMMER STATION LIVEアリーナで行われたライブイベント「コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE」に出演した。

彼らにとって初となる「サマステ」のライブは「Are you ready?」で幕開け。パフォーマーの福本有希、島田翼がペアダンスを踊ると、その奥からラッパーの清水大樹、ボーカルの森崎ウィンが姿を見せて冒頭からパワフルなボーカルを会場に響かせる。有希がアクロバティックなフロア技をダンスに盛り込むなどエンジン全開の彼らは続く「It's Love」でゆったりと大人びたムードを演出し、ホリック（PrizmaXファンの呼称）をぐっと引き付けた。

ウィンが情感豊かなアカペラで冒頭パートを聴かせた「yours」では、彼がステージ前方で1人ひとりのファンと目を合わせるようにして歌詞のメッセージを伝えていく。3曲を終えると彼らは自己紹介をし、大樹は「こんなに集まってくれると思わなかったので、出てきた瞬間うれしかったです！」とオーディエンスに伝えた。

ウィンが「まだまだテンション上げていけますか！」と呼びかけると、軽快なファンクチューン「UP＜UPBEAT」へ。メンバーはクラップをするよう観客に促し、ファンはこれに応えてリズミカルな手拍子を会場に響かせる。曲中にはパフォーマーのソロダンスリレーも盛り込まれ、彼らの個性豊かでスキルフルなパフォーマンスに観客は熱狂。会場の楽しげなムードに終始笑顔だったウィンが思わず歌詞を飛ばしてしまい、メンバーから曲中にツッコミを受けるというシーンも、またファンを楽しませていた。

「OUR ZONE」では一転、緩急を付けたシンクロダンスでメリハリのあるステージを見せてオーディエンスの目を奪った4人。ここで2度目のMCを設け、自称“日本一六本木が似合う男”・有希がマイクを握ると、彼は「ハニーたち（ファン）、今日は六本木に染まってくれるよね？ この曲の間だけは、フリーでいてくれるよね？」と呼びかけた。彼の言葉のあとに届けられたのは「my girl」で、ウィンのスウィートな歌声に乗せてメンバーは客席に笑顔を向ける。ラストナンバー「カフェオレ」では、ウィンが「甘えていいかな？ 一緒に歌ってよ！」とファンに呼びかけ。彼のこの言葉にホリックは大きな歌声を重ねてメンバーを喜ばせた。全8曲の彩り豊かな楽曲で「サマステ」のステージを終えたPrizmaX。終演後に感想を聞くと、ウィンは「正直こんなにホリックがたくさん集まると思わなかったので、純粋にうれしいです。ただ……歌詞間違えまくってすみませんでした。みんなに甘えてしまいました（笑）」と笑顔を見せる。そして「4人になったばかりですけどもっともっとよくしていくので、これからも応援よろしくお願いします！」とホリックに呼びかけていた。

PrizmaX 終演後コメント

森崎ウィン

正直こんなにホリックがたくさん集まると思わなかったので、純粋にうれしいです。ただ……歌詞間違えまくってすみませんでした。みんなに甘えてしまいました（笑）。4人になったばかりですけどもっともっとよくしていくので、これからも応援よろしくお願いします！

福本有希

今日は予想以上に暑かったけど、気温以上の熱さがありました。六本木という自分のホームがここまで盛り上がるか、と……また1つ、この街の新たな一面が見られた気がします。太陽が沈む前の六本木もこんなにいい街なんだって、発見がありました。

清水大樹

超楽しかった！ ただ、史上最高に命がけでした。太陽出てないからって、なめていましたね（笑）。けれど、お客さんがたくさん来てくれて何よりでした。

島田翼

個人的に夏がすごく好きなので、気分が晴れたようなステージでした。1つ殻がむけたような状態でステージに立てるし、そこを楽しんだ感じです。平成最後の夏の思い出が1つできました。めちゃくちゃ楽しかったので毎年やりたいですね。夕暮れの空やお客さんの顔を見ながら空間全体を楽しめたかなと思っています。