35周年の杉山清貴&オメガトライブ、林哲司の証言から紐解く書籍発売

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杉山清貴&オメガトライブの書籍「オメガトライブ、35年目の真実 林哲司が作り上げた哀愁サウンドの秘密」(仮)が8月10日に発売される。

林哲司とは?

1972年チリ音楽祭をきっかけに、翌1973年にシンガーソングライターとしてデビュー。以後作曲家としての活動を中心に作品を発表し、洋楽的なポップスセンスはいち早く海外でも高い評価を集める。1977年にはイギリスのバンドJigsawに提供した「If I Have To Go Away」はアメリカやヨーロッパでヒットを記録した。1970年代後半からは日本のアーティストに数多くの楽曲を提供し、竹内まりや「セプテンバー」、上田正樹「悲しい色やね」、杏里「悲しみがとまらない」、杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語」などヒットを連発。洗練されたメロディとサウンドでヒットチャートや音楽番組に新たな風を吹かせた。そのほか映画「ハチ公物語」「遠き落日」「釣りバカ日誌13」やテレビドラマ「人生は上々だ」「ブランド」などの劇伴も多数手がけ、Jリーグ・清水エスパルスの公式応援歌や国民体育大会「NEW!! わかふじ国体」などのテーマ音楽も担当。2000年代からはチープ広石、吉田朋代とのユニット・GRUNION(グルニオン)でも活動し、2011年4月には杉山清貴とのコラボレーションアルバム「KIYOTAKA SUGIYAMA MEETS TETSUJI HAYASHI REUNITED」を発表した。2014年7月より放送されたテレビアニメ「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-」ではキャリア初のアニメ劇伴を手がけ、オープニングテーマ「ハロー世界」ほか多くの楽曲を提供した。

杉山清貴&オメガトライブ

杉山清貴&オメガトライブ

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オメガトライブ、35年目の真実 林哲司が作り上げた哀愁サウンドの秘密

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今年4月にデビュー35周年を迎えた杉山清貴&オメガトライブ。本書では彼らの全シングルを含む計30曲の作編曲を担当した林哲司による証言を軸に、当時のサウンドや、制作および録音現場の舞台裏について掘り下げる。また林と名コンビとして知られた作詞家・康珍化をはじめ、ベーシストの富倉安生、ドラマーの村上“ポンタ”秀一らのインタビューが収載されるほか、林が杉山清貴&オメガトライブと並行して楽曲を制作していた菊池桃子、杏里、中森明菜らの楽曲との関連性なども紹介する。

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あきおS @akio_s21

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