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三浦大知が満島ひかりとFolder歌唱!節目の武道館に宇多丸、菅原小春ら盟友集結

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三浦大知(提供:avex trax)

三浦大知(提供:avex trax)

三浦大知が本日2月15日に東京・日本武道館にてワンマンライブ「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」を実施した。

この公演は、2017年9月にスタートし21会場26公演が行われた三浦の過去最大の全国ツアー「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR 2017」の追加公演として実施されたもの。開演時刻を迎え場内が暗転すると、一瞬の静寂ののち、ステージを覆いつくすスモークの中に三浦のシルエットが浮かび上がる。その姿にオーディエンスが歓声を上げると、彼はアカペラで「Cry & Fight」の冒頭パートを力強く歌い上げ、ライブの幕を切って落とした。

6人のバックダンサーを従え、彼は緻密かつダイナミックなダンスと圧倒的な声量のボーカルで初っ端から会場の空気を掌握。この曲のクライマックスに用意されたダンサーチームとの“無音シンクロダンス”ではオーディエンスがステージに熱い視線を注ぐ中で見事に息の合ったパフォーマンスを提示し、割れんばかりの喝采を浴びた。

ステージ奥の壁面とステージ前方には巨大なLEDビジョンが張り巡らされ、鮮やかな映像で三浦のパフォーマンスを彩る。3曲目の「(RE)PLAY」で「日本武道館、皆さんようこそ!」と歓迎の言葉を投げかけた彼は、続く「FEVER」で手拍子を求め、ステージ左右の端まで歩みを進めてファンの近くへ。熱い「大知!」コールが飛んだ「Who's The Man」ではシルエットが際立つ真っ白なバックパネルの前で切れ味鋭いスキルフルなダンスを踊ってみせた。

「今日は最高の、スペシャルな夜にしましょう。次はシーンを変えてこんな世界を皆さんに見せたいと思います!」と彼が言うと、ステージにはバーカウンターが運び込まれる。ここで届けられたのは「Blow You Away!」で、三浦はバーテンダー役のダンサーと共に、LEDパネルを巧みに使い映像を出入りするように見せるコミカルなパフォーマンスで観客の目を楽しませた。映像の中で“生着替え”をし、シャツにジャケットのスタイリッシュな姿でステージに戻ると、彼はパフォーマーたちとパントマイムで古びたバーでの一コマを描き出す。そしてバーカウンターのハイチェアに腰かけ、「Your Love」を歌い出した。

アコースティックギターの弾き語りで優しい歌声を届けると、三浦はここで「初めての日本武道館での2DAYS。スペシャルな日にしたいと思いまして、こんな日に呼ばないわけにはいかないでしょう。KREVA!」とコールする。するとステージ奥からKREVAが姿を見せ、会場には驚きの歓声が響いた。2人はそのまま「Your Love」でコラボパフォーマンスを披露し、会場中を甘いムードで満たしていった。

続く「NAMIDA」では2人目のゲスト、千晴が登場。連続のゲスト登場に驚きの声が上がるも、観客に息つく暇を与えない三浦は次の「No Limit」で「3人(KREVA、千晴、三浦)をつないでくれた人!」とRHYMESTERの宇多丸をステージに呼び込んだ。2人は互いに向き合い、笑顔を交わしながら激しい掛け合いを披露する。曲を終えると宇多丸は「本当におめでとう!」と三浦に声をかけ「小さいときから陰ながら応援してきたんだけど、ソロの大知くんが帰ってきたとき、『日本の音楽界を救う天才が帰ってきた』と思ってさ。それで、ここへ来ての大ブレイクでしょ。俺からしたら当たり前なんだけど、今こそこの言葉を言いたい。正義は勝つ!」と賛辞を送った。

笑顔で宇多丸の言葉を受け止めた三浦は「僕、夢がありまして。4人で一緒にステージに立ちたいんです」と宇多丸に提案。するとKREVA、千晴がステージに戻り、4人のコラボで「全速力」が披露された。三浦の“夢”を実現させると、KREVAは「大知、夢は叶う。正義は勝つ!」と言葉をかけ、千晴、宇多丸と共にステージをあとにする。

曲を終えると三浦はMCで「Folderでの活動も数えると今年でデビュー20年、そして自分は30歳という節目の年。こんなにたくさんのゲストを呼ぶことなかったんですが、皆さんにご協力いただいてこんな形のライブになっています……が、スペシャルは何個あってもいいだろうと。次は女性アーティストの方とスペシャルな曲を歌いたいなと思います」とファンに語りかけた。ここで舞台上に姿を見せたのは絢香で、2人は「ハートアップ」で豊かなハーモニーを広い空間に響かせた。

ゲストアーティストたちを見送ったのち、「Darkest Before Dawn」でライブはクライマックスへ。生バンドによるスケールの大きな演奏に身を委ねた三浦は、圧巻のロングトーンで無尽蔵のスタミナを見せつけた。続く「Right Now」では傾斜のあるステージ前方のLEDパネルの上に立ち、足元でリズミカルに展開するグラフィック映像に合わせて躍動。すると「Unlock」では菅原小春が舞台上へ姿を見せる。このサプライズに場内の熱狂は最高潮へと達し、熱く視線を絡ませながら情熱的に舞う2人の一挙手一投足にオーディエンスは絶え間なく歓声を送った。

「まだまだ行くぞ!」という気合いの咆哮と共にドロップされた「EXCITE」ではアクロバットパフォーマーたちがステージに一層の華やかさを加え、三浦のリードによるタオル回しで大きな一体感に包まれた武道館。ラストに届けられたのは「music」で、「最後の最後まで音楽でつながりましょう!」と呼びかけた三浦は弾ける笑顔で高らかにこの曲を歌い上げ、パフォーマー、バンド、ファンを巻き込んだ大ジャンプで本編を締めくくった。

大きな「大知!」コールに迎えられステージに戻った三浦は、アンコールに最後のサプライズを用意していた。ファンの前に立った彼が「自分で言うのもあれですが、こんなメンバーを呼べるのは三浦大知だけだと思います」と胸を張ると、ステージ袖から「おーい、大知!」と言う声が。ここで登場したのは、かつてFolderとして三浦と共に活動していた満島ひかり。彼女は「大知の7歳からのファン代表、満島ひかりです!」と茶目っ気たっぷりに挨拶をした。

2人は思い出話に花を咲かせ「(デビューから)21年だよ、早いね」とお互いをねぎらう。そして「2人でしかできない曲を」と、Folder「NOW AND FOREVER」をデュエットで歌い上げた。

三浦と抱き合って喜びを分かち合い、手を振りながら去っていった満島を見送ると、三浦は改めてファンに感謝を伝え「これからも積み重ねて、三浦大知のチームでたくさんエンタテインメントを作っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!」と約束した。豪華なコラボの連発と圧巻のパフォーマンスに沸いたアニバーサリーライブは3月7日にリリースされるベストアルバム「BEST」に収録される新曲「DIVE!」でフィナーレへ。最後まで全力で歌声を届けた三浦はオフマイクで「本日は本当にありがとうございました!」と叫び、この日のライブに幕を下ろした。

三浦大知「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」2018年2月15日 日本武道館 セットリスト

01. Cry & Fight
02. Look what you did
03. (RE)PLAY
04. FEVER
05. Can You See Our Flag Wavin' In The Sky?
06. Who's The Man
07. Blow You Away!
08. Complex
09. Your Love
10. NAMIDA
11. No Limit
12. 全速力
13. ハートアップ
14. Darkest Before Dawn
15. Right Now
16. Unlock
17. I'm On Fire
18. EXCITE
19. music
<アンコール>
20. NOW AND FOREVER / Folder
21. DIVE!

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