石川県珠洲市高屋町の被災後の暮らしを見つめるドキュメンタリー映画「『先に棲む~こちら高屋~』Season.2」が完成。4月19日に石川・金沢21世紀美術館内のシアター21にて、入場無料の完成披露上映会が開催される。
同作は、能登半島地震から1年が経った2025年の1年間の記録。海の男たちの船出、公営住宅にまつわる住民たちの議論、森の中で起こった事故などが映し出される。「宇宙兄弟」「聖の青春」「パラレルワールド・ラブストーリー」などを手がけた
完成披露上映会は、イベント「第4回 のとボイス ~能登復興を実践する~」の一環として行われるもの。上映後のティーチインには森が登壇する。詳細は映画の公式サイトおよびInstagramアカウントで確認してほしい。
なお森は同作について「漁港が再開し、公営住宅の話が進み、復興を撮っているのだと勘違いしていた。ぼくは“待ったなしで消えていく風景”を撮っているのだと気付かされた。大切なものが写っている。絶対に観てほしい。考えてほしい」とコメントした。
「『先に棲む~こちら高屋~』Season.2」完成披露上映会 開催情報
日時・会場
2026年4月19日(日)金沢21世紀美術館 シアター21
開場 17:00 / 開演 17:10 / ティーチイン 18:05~18:30
料金:入場無料
「先に棲む」コンセプト
能登半島の先に。
やがて各地で起こる変化の、少し先に。
そして、未来の高屋に暮らす人たちよりも
──先に棲む。
半島の先に、まだ見えない未来を見つめて。
石川県珠洲市高屋町。
地震と豪雨という自然災害に見舞われながらも、
海と山に抱かれたこの地には、静かに脈打つ暮らしがあります。
協力し合い、自然とともに生きる人々の姿。
高齢化、エネルギー問題、文化の継承、そして災害のリスク──
日本各地がこれから直面するであろう課題の中にも、
希望を見出し奮闘する若者たちもいます。
本作は、長期取材を通して小さな変化に寄り添い続けるドキュメンタリー。
1年間に1本のペースで新作を公開し、
集落に芽吹く「未来」のかたちを、あなたと共に見つめます。
森義隆 コメント
「風景の一部になりたい」と華ちゃんは言った。たしかに撮っているとわかる。先輩たちは高屋の“風景の一部”だが、彼女はそうではない。そして、Season.2の撮影で高屋に通った1年は、公費解体のプロセスそのものだった。行くたびに“風景”は失われていった。
漁港が再開し、公営住宅の話が進み、復興を撮っているのだと勘違いしていた。ぼくは“待ったなしで消えていく風景”を撮っているのだと気付かされた。
大切なものが写っている。絶対に観てほしい。考えてほしい。
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Sharma @sharma10197
@eiga_natalie とても大切なテーマの作品ですね。ぜひ観てみたいです。