第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリ受賞作「
本作は、愛憎入り混じる親子のしがらみが描かれる家族ドラマ。俳優として活躍する姉ノーラ、夫・息子と穏やかに暮らす妹アグネスのもとに、幼い頃に家族を捨てた映画監督の父グスタヴが現れる。彼はかつて家族で暮らしていた実家で撮影する新作映画の主演をノーラに依頼するが、彼女はその申し出をきっぱりと拒絶。ノーラはほどなくして、アメリカの人気若手スターであるレイチェルが自分の代役として抜擢されたことを知る。
「リプライズ」「オスロ、8月31日」「わたしは最悪。」と、ノルウェーの首都・オスロを舞台に作品を生み出してきたトリアー。「センチメンタル・バリュー」でも、オスロが物語の主な舞台となっている。トリアーは「視点が1人の主人公に固定されることなく、登場人物たちの間を行き来しながら、時間軸も前後して展開していく構成によって、より多層的な体験を観客にもたらすことができました。結果として、これまでよりも大きなスケールのビジョンを持った作品になったと思います」と言及。また劇中でキーポイントとなる“家”の存在に関して「この物語には、“受け継がれる悲しみ”という感覚が根底に流れていて、私たちは“家”という空間を、時間、感情、そして許しの継承を探るための枠組みとして使いました」と伝えた。
「センチメンタル・バリュー」は2月20日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。第83回ゴールデングローブ賞では、グスタヴ役のスカルスガルドが助演男優賞に輝いた。
映画「センチメンタル・バリュー」予告編
ヨアキム・トリアーの映画作品
関連する人物・グループ・作品
タグ
Ghost Mind @Ghost_Zima
@eiga_natalie この映画、観る前から心がざわついてます…
「受け継がれる悲しみ」というテーマがあまりにもリアルで、家族って本当に世代を超えて傷を運んでしまうんだなって、改めて考えさせられます。