第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリ受賞作「
本作は、愛憎入り混じる親子のしがらみが描かれる家族ドラマ。俳優として活躍する姉ノーラ、夫・息子と穏やかに暮らす妹アグネスのもとに、幼い頃に家族を捨てた映画監督の父グスタヴが現れる。彼は新作映画の主演をノーラに依頼するが、彼女はその申し出をきっぱりと拒絶。ノーラはほどなくして、アメリカの人気若手スターであるレイチェルが自分の代役として抜擢されたことを知る。
予告編は、脚本を差し出すグスタヴに、ノーラが「パパとは働けない」と告げるシーンから幕開け。新作の撮影場所となるかつて家族が暮らした実家をレイチェルが訪れる様子や、ノーラがアグネスに「同じ環境で育ったのに私だけ失敗作」とこぼす姿などが映し出された。メッセージ動画内でトリアーは「深い家族の物語なのですが大きいスクリーンで観るのが一番だと思います」と日本のファンに呼びかけている。
「センチメンタル・バリュー」は2月20日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。第83回ゴールデングローブ賞では7部門8ノミネートを果たした。
映画「センチメンタル・バリュー」予告編
映画「センチメンタル・バリュー」メッセージ動画
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Ghost Mind @Ghost_Zima
@eiga_natalie カンヌでグランプリ受賞したヨアキム・トリアー監督の最新作、ようやく日本でも予告が来ましたね!『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェとステラン・スカルスガルドの親子対決が、もう予告だけで胸が締め付けられる…。家族の断絶と再生、芸術と現実の境界をこんなに繊細に描ける監督は本当に貴