カンヌ監督週間をたどる特集上映、大島渚「新宿泥棒日記」や諏訪敦彦「M/OTHER」など

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特集上映「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」が、12月4日から7日、18日に東京・で開催される。

「新宿泥棒日記」場面写真 ©D.R.

「新宿泥棒日記」場面写真 ©D.R.

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 「監督週間」は、1969年にカンヌ国際映画祭の公式選考プロセスや商業主義的な傾向に異議申し立てをすべく、映画監督協会(SRF)によって創設された独立した併設部門。現代映画における最も独創的な表現形式を紹介することに重点を置いている。

本特集上映は「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」とのコラボレーション企画として実施。大島渚の監督作「新宿泥棒日記」、諏訪敦彦の監督作「M/OTHER」や、2023年に出品された「ある王子」など本部門で上映された7作品がスクリーンにかけられる。「M/OTHER」上映後には諏訪と主演の渡辺真起子、「ヴァラエティ」上映後には同作の日本配給を行うプンクテ合同会社の森田佑一、「WANDA/ワンダ」上映後にはアンスティチュ・フランセの映画プログラム主任・坂本安美によるトークイベントが実施される予定だ。

「M/Other」場面写真 ©D.R

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「WANDA/ワンダ」場面写真 ©1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS

「WANDA/ワンダ」場面写真 ©1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS [拡大]

さらに「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」の特別ゲストである映画監督のナダヴ・ラピドをゲストに迎え、彼の監督作「シノニズム」を上映。マスタークラスも開催される。

「シノニムズ」場面写真 ©D.R

「シノニムズ」場面写真 ©D.R [拡大]

なお特集上映「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」は、12月12日から25日まで東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で実施。

「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」概要

開催日時・会場

東京都 東京日仏学院 エスパス・イマージュ 2025年12月4日(木)~12月7日(日)・12月18日(木)

料金

一律1100円

上映作品

「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」特別ゲストを迎えて

トークイベント

  • 2025年12月5日(金)18:30 「M/Other」上映後 ゲスト: 諏訪敦彦、渡辺真起子(予定)
  • 2025年12月6日(土)18:00 「ヴァラエティ」上映後 ゲスト:森田佑一
  • 2025年12月7日(日)15:30 「ワンダ」上映後 講師:坂本安美
  • 2025年12月18日(木)18:30 「シノニムズ」ゲスト:ナダヴ・ラピド

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