【東京ドラマアウォード】松坂桃李が主演男優賞、「御上先生」は「熱い思いでスタートした」

日曜劇場「御上先生」で主演を務めた松坂桃李が、東京ドラマアウォード2025の主演男優賞を受賞。本日10月28日に東京・東京プリンスホテルで行われた授賞式に登壇した。

2025年1月期放送のTBSテレビ「御上先生」は、松坂演じる東大卒のエリート文科省官僚・御上孝が官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられ、高校生を導きながら権力に立ち向かう物語。脚本を手がけた詩森ろばは、脚本賞に選出された。

松坂は「30秒ですよね」と挨拶に使える時間を気にしながら、「『今までにない学園ドラマを作りたい』という熱い思いでスタートした作品」と同作を紹介する。さらに「ありがたい賞を獲れたことが本当にうれしい」「これを噛み締めながら、また次の作品へ精進していきます」と力強く語った。

松坂は1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2009年に特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューを果たした。近年の主な出演作は映画「流浪の月」「雪の花 ―ともに在りて―」「フロントライン」「ひゃくえむ。」、TBS新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」など。2027年放送の大河ドラマ「逆賊の幕臣」では主人公・小栗忠順を演じる。

なお、映画ナタリーでは引き続き授賞式の模様をレポートする。