ホン・サンス×キム・ミニ新作「小川のほとりで」予告、演劇祭が迫る大学の10日間描く

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映画監督ホン・サンスの新作5本を連続公開する企画「月刊ホン・サンス」。このたび、第2弾となるキム・ミニの主演作「小川のほとりで」の予告編、キービジュアル、場面写真が一挙解禁された。

「小川のほとりで」キービジュアル

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第77回ロカルノ国際映画祭にてキム・ミニが最優秀演技賞を受賞した同作の舞台は、演劇祭が間近に迫るソウルの女子大学。校内で恋愛スキャンダルを起こした演出家の穴埋めをするため、講師として働くテキスタイルアーティストのジョニムは、有名な俳優で舞台の演出も手がける叔父のシオンを臨時の演出家として招聘する。劇中では、学生たちの恋愛事件の余波や、ジョニムの先輩大学教授とシオンの新たな恋の予感など、演劇の制作が進む中さまざまな出来事が起こる10日間が描かれる。

「小川のほとりで」場面写真

「小川のほとりで」場面写真 [拡大]

「小川のほとりで」場面写真

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キム・ミニがジョニムを演じ、シオン役でクォン・ヘヒョ、シオンを慕う大学教授役でチョ・ユニ、三股をかけてクビになったお騒がせ演出家役でハ・ソングクも出演した。YouTubeで公開された映像には、シオンの演出のもと稽古をする生徒たちの様子や、ジョニムがシオンに「もしかして教授と寝たんですか?」と真正面から問うシーンなどが映し出された。物憂げに遠くを見つめるジョニムの横顔を捉えたビジュアルには、川を模したグラフィックの中に「一度きりの舞台、一晩だけの本音。」というコピーが浮かんでいる。

「小川のほとりで」場面写真

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「小川のほとりで」は12月13日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。なお一部劇場限定で同時開催される特集「別冊ホン・サンス」では、2020年製作のキム・ミニ主演作「逃げた女」も上映される。

映画「小川のほとりで」予告編

映画作品情報
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上映企画「月刊ホン・サンス」実施情報

実施劇場

東京都 ユーロスペース ほか

作品リスト・公開日

「旅人の必需品(英題:A Traveler's Needs)」2025年11月1日(土)公開
「小川のほとりで(英題:By the Stream)」2025年12月13日(土)公開
「水の中で(英題:In Water)」2026年1月10日(土)公開
「私たちの一日(英題:In Our Day)」2026年2月14日(土)公開
「自然は君に何を語るのか(英題:What Does That Nature Say to You)」2026年3月21日(土)公開

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