クリス・ヘムズワースVSマーク・ラファロ、犯罪者と刑事の追跡劇「クライム101」2月公開

クリス・ヘムズワースとマーク・ラファロが共演する映画「クライム101」が、2026年2月13日に日米同時公開される。

ドン・ウィンズロウの中篇集「壊れた世界の者たちよ」に収録された「犯罪心得一の一（クライム101）」を原作とする同作は、独自のルールに従い完全犯罪を行うデーヴィスと、彼を追う刑事ルーによるアクションスリラーだ。アメリカ西海岸線を走るハイウェー101号線上で、数100万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。デーヴィスは高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロンに接触し、共謀を持ちかける。そして1100万ドルの宝石をターゲットとするシャロンとの裏取引は成功したかのように見えるも、犯罪組織の追跡やルーの執拗な捜査網によって、デーヴィスの完璧だった犯罪計画とルールが崩れていく。

ヘムズワースがデーヴィス、ラファロがルーを演じ、デーヴィスに対抗する組織に属するオーマン役でバリー・コーガンが出演。シャロン役でハル・ベリーが参加したほか、モニカ・バルバロ、コーリー・ホーキンズ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ニック・ノルティが脇を固めた。監督・脚本は「アメリカン・アニマルズ」のバート・レイトンが担い、エグゼクティブプロデューサーとして「教皇選挙」の脚本担当で知られるピーター・ストローハンも名を連ねている。

YouTubeでは予告編が公開中。デーヴィスが犯罪を遂行する様子に加え、カーチェイスの模様や「気付いたんだ 残された時間が短いということを」というセリフも収められた。

「クライム101」の配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが担当する。

映画「クライム101」予告編