吉永小百合が東京国際映画祭で特別功労賞に輝く、映画出演作は120本超

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俳優の吉永小百合が、第38回東京国際映画祭で特別功労賞を授与されるとわかった。これは国内外を含めた映画界への永年の貢献が目覚ましい人物へ贈られる賞。なお、吉永が世界で初めてエベレストに登頂した女性役で主演を務めた映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」は、今年の同映画祭のオープニング作品に選ばれた。

第38回東京国際映画祭で、特別功労賞を授与される吉永小百合

第38回東京国際映画祭で、特別功労賞を授与される吉永小百合 [拡大]

吉永は1959年に「朝を呼ぶ口笛」で本格的な映画デビューを果たして以降、第一線で活躍を続け、出演映画の本数は120本以上に及ぶ。「おはん」「天国の駅」「つる―鶴―」「華の乱」「長崎ぶらぶら節」「北の零年(ぜろねん)」での演技が評価され、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を史上最多となる4度受賞。自ら企画を手がけた「ふしぎな岬の物語」では、モントリオール世界映画祭の審査員特別賞グランプリとエキュメニカル審査員賞に輝いた。

映画祭チェアマンの安藤裕康は「長年にわたり幾多の困難に立ち向かいながら日本映画の頂点に上りつめた方です」と吉永を紹介する。そして「吉永さんの偉大なご功績に対する敬意と感謝の証として特別功労賞を贈呈できること栄誉に思います」ともつづった。

第38回東京国際映画祭は、10月27日から11月5日にかけて東京の日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアで行われる。「てっぺんの向こうにあなたがいる」は10月31日より全国ロードショー。

映画作品情報

第38回東京国際映画祭 概要

会期・会場

2025年10月27日(月)~11月5日(水)
東京都 日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリア

安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)コメント

吉永さんは、長年にわたり幾多の困難に立ち向かいながら日本映画の頂点に上りつめた方です。その姿は、この度主演された「てっぺんの向こうにあなたがいる」の中で女性として世界初のエベレスト登頂を成し遂げた不屈の登山家の姿と重なります。その映画が東京国際映画祭のオープニング作品として上映される機会に、吉永さんの偉大なご功績に対する敬意と感謝の証として特別功労賞を贈呈できること栄誉に思います。

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読者の反応

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北欧留学情報センターBindeballe @bindeballe

120本の映画に出ているのは、本当に功労にあたいするが、代表作として挙げられるのは「キューポラのある街」なんだろうなあ。 https://t.co/29NvsgdWJp

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