マイク・リー新作「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」予告、黒人中年女性の日々映す

マイク・リーが監督・脚本を担った「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」の予告編がYouTubeで公開された。

本作は現代の英ロンドンを舞台に、いつも何かに苛立ち、身近な人々との衝突を繰り返す中年女性パンジーの姿を描いた物語。妹から誘われた母親の墓参りをきっかけに、パンジーは長年抱えてきた家族への気持ちと向き合い始める。「秘密と嘘」で第69回アカデミー賞助演女優賞の候補となったマリアンヌ・ジャン＝バプティストがパンジー、同じく「秘密と嘘」に出演していたミシェル・オースティンが陽気な性格の妹シャンテルを演じた。

このたび解禁された映像は、パンジーがスーパーマーケットのレジ係に悪態をつくシーンからスタート。夫と息子にも当たり散らし、日常に喜びを見出せないパンジーの様子が捉えられている。パンジーを抱きしめるシャンテルの「理解できない」「でも愛してる」という言葉も収められた。

「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」は10月24日に東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される。

「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」予告編