パオロ・ソレンティーノが映し出す青春の輝き、映画「パルテノペ ナポリの宝石」新映像

パオロ・ソレンティーノが監督を務めた映画「パルテノペ ナポリの宝石」の新たな本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本作は、1950年に人魚伝説が根付く南イタリアのナポリに生まれ、人魚の名でナポリの街を意味する“パルテノペ”と名付けられた女性の生涯を描いた人生讃歌。パルテノペをセレステ・ダッラ・ポルタが演じ、彼女と深い絆で結ばれている兄ライモンドにダニエレ・リエンツォ、彼女にひそかに思いを寄せる幼なじみサンドリーノにダリオ・アイタが扮した。

輝きに満ちた青春時代を送っていたパルテノペだが、23歳の夏、ある出来事がきっかけで人生が一変。彼女に幸せをもたらしていた美は、悲劇を招く刃になる。公開された映像にはその事件前夜の様子が収められた。夏のカプリ島でライモンド、サンドリーノとバカンスを過ごすパルテノペは、今まで冗談交じりにかわし続けてきたサンドリーノの思いについに応えることに。しかしキスを交わす2人の姿を見つめるライモンドは絶望の表情を浮かべていた。

同シーンで流れるのは、イタリアの著名なシンガーソングライターで、ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の音楽監督も務めたリッカルド・コッチャンテが歌う「Era già tutto previsto」。

何もかも予期していた 君がどんな男を選ぶのかも どんな笑顔を見せるのかも

といった歌詞が物語を彩っている。

「パルテノペ ナポリの宝石」は全国で公開中。サンローラン傘下のサンローラン プロダクションが製作に名を連ねた。

※「パルテノペ ナポリの宝石」はR15+指定作品

映画「パルテノペ ナポリの宝石」本編映像