山田杏奈は今の映画界が求める役者、「恋に至る病」監督・廣木隆一がコメント

映画「恋に至る病」より、キャストの山田杏奈を捉えた新場面写真4点が解禁。山田扮する寄河景（よすがけい）の持つ、清廉さと危うさが切り取られている。

斜線堂有紀の同名小説をもとにした同作は、内気な高校生・宮嶺望（みやみねのぞむ）とクラスの人気者である景によるラブストーリー。同級生の不審死が頻発したことから、宮嶺は「景が殺人犯かもしれない」と思い始める。長尾謙杜（なにわ男子）が宮嶺を演じた。

新写真には、景が教室で宮嶺に優しいまなざしを向ける姿や、クラスメイトの手を見つめる様子、陰りを帯びた横顔が収められた。疑念とわずかな恐怖を抱く宮嶺に対して、力強い視線を送る場面も確認できる。

山田は本作で、“本心は一体どこにあるのか？”と感じさせるミステリアスさを表現した。監督を務めた廣木隆一は、そんな彼女を「不安定さと強さをあわせ持つ景という役を、自然に演じている。本当に今の映画界が求める役者さんだと思います」と称賛している。

「恋に至る病」は10月24日より全国でロードショー。