STUDIO4°Cの劇場アニメ「ChaO」鈴鹿央士・山田杏奈演じるキャラはこうして生まれた

鈴鹿央士と山田杏奈がダブル主演を務めたSTUDIO4°C制作の劇場アニメーション「ChaO（チャオ）」より、キャラクターの設定画が到着した。

同作は、船舶を製造する会社で働くステファンが人魚王国の姫チャオに突然求婚されたのをきっかけに物語が展開するラブストーリー。アヌシー国際アニメーション映画祭2025の長編コンペティション部門では最高賞に次ぐ審査員賞に輝いた。

設定画は、個性的な登場人物たちや、ステファンとチャオのさまざまな表情が描かれたもの。監督の青木康浩がキャラクターの原案を考え、それをもとにキャラクターデザイン・総作画監督の小島大和がデザインを手がけた。

小島は「監督が『Dr.スランプ アラレちゃん』みたいな世界でいいんじゃないかとイメージをおっしゃっていたので、体型など自由にデザインさせていただきました」と制作当時を振り返る。ステファンについては「ちょっとオドオドとした冴えない感じの地味目なキャラクターだけれど、最後はちょっと男らしくなる。そのようなオーダーでデザインしました」、チャオに関しては「いくつか“こういう顔がいいな”と思う候補がありました。女優さんや歌手の方でいいなと思う要素を入れつつ、何回も描き直してチャオが生まれました。普通の“可愛い”ではない感じです」と言及した。

「ChaO」は8月15日より全国ロードショー。

映画「ChaO」本予告