河合優実が無気力なシングルマザー演じる「悪い夏」、あいまいな表情を見せる新写真

明日3月20日に封切られる北村匠海の主演映画「悪い夏」より、河合優実演じる育児放棄寸前のシングルマザー・愛美を捉えた場面写真が解禁された。

染井為人の同名小説を城定秀夫が実写化した本作は、市役所のケースワーカーとして働く公務員・佐々木が犯罪に巻き込まれ、やがて破滅していくサスペンス。愛美は生活保護を受給しながら娘と暮らすシングルマザーだ。彼女は佐々木の先輩であるケースワーカーから生活保護の受給継続と引き換えに肉体関係を強要されていた。同僚のよからぬ行動の真偽を確かめようとする過程で、佐々木は愛美と出会うことになる。

「自分がどうしたいかわからない」「流されながら生きてきたから」という言葉通り、無気力に生きる愛美。彼女は親交を深めた佐々木を色仕掛けで犯罪へと巻き込んでゆくが、どこか自分の行動を思いとどまるような一面も見せるあいまいなキャラクターだ。場面写真には、ある計画に加担した愛美がたばこを片手に電話をする姿、視線の先で何かを捉えた彼女が街角でこちらを振り返る様子などが切り取られた。

映画「悪い夏」本予告