「東京リベンジャーズ」シリーズで知られる
作家・染井為人のデビュー作「悪い夏」をもとにした本作は、真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木が、気弱な性格ゆえにふとしたきっかけで犯罪行為に巻き込まれ、破滅へと転落する物語。育児放棄寸前のシングルマザー、彼女を揺すって肉体関係を迫る公務員、裏社会の住人、生活保護の不正受給をするドラッグの売人などが登場する原作は「クズとワルしか出てこない」と話題を呼び、累計18万部以上を売り上げた。
佐々木役の北村は「優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」と同作についてつづった。
YouTubeでは、佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる様子を収めた特報が公開中。
映画「悪い夏」特報
北村匠海 コメント
城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが「悪い夏」で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。
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