広瀬すず・木戸大聖が中原中也「ゆきてかへらぬ」を交互に朗読、目と耳で味わう約3分

映画「ゆきてかへらぬ」より、キャストの広瀬すずと木戸大聖が中原中也の詩「ゆきてかへらぬ─京都─」を朗読する特別映像がYouTubeで公開された。

映画「ゆきてかへらぬ」は、大正時代を舞台に3名の男女による壮絶な愛と青春を描いた作品。2人の男に愛される女優・長谷川泰子を広瀬が演じ、中也に木戸、評論家・小林秀雄に岡田将生が扮した。

「ゆきてかへらぬ─京都─」は、中也が死の直前に書き上げた詩集「在りし日の歌」に収録された一遍。「あの頃は二度と帰っては来ない」と題されたこの詩では、中也が16歳から18歳まで過ごした京都での青春の日々や、まだ何者でもない自分への焦燥と孤独、そして運命の女性・泰子との出会いが表現された。映像には広瀬と木戸が交互に朗読する様子が収められており、目と耳で世界観を堪能することができる。

根岸吉太郎の監督作「ゆきてかへらぬ」は全国で上映中。

映画「ゆきてかへらぬ」特別映像（中原中也作詩「ゆきてかへらぬ─京都─」朗読編）