戸塚純貴、西垣匠、中島颯太らが“元素”役、Eテレ番組の擬人化ドラマ出演

元素を題材とした教育的エンタテインメント番組「世界は元素でできている」が、NHK Eテレにて3月8日・15日に2週連続で放送される。8日放送の#1に戸塚純貴、西垣匠、田鍋梨々花、りきまる、時吉真子、15日放送の#2に西山潤、松井愛莉、駒井蓮、中島颯太（FANTASTICS）が出演する。

「世界は元素でできている」は、元素の世界を擬人化した青春学園ドラマ。実際の元素の性質にもとづいた性格や関係性の登場人物たちにキャストが扮する。ドラマパートに加え、情報コーナーでは元素をめぐる最新研究や国際情勢も紹介される。

#1「リンをめぐる骨の物語」は、健全な骨を作るリンとカルシウムを擬人化した高校バドミントン部の物語。リンとカルシウムは混合ダブルスのペアで、カルシウムはリンに好意を持っているが、リンの信頼を失いペア崩壊の危機に。そんな中、マグネシウムがサポートに立ち上がる。田鍋がリン役、西垣がカルシウム役、戸塚がマグネシウム役で出演した。

#2「ネオジムをめぐる磁石の物語」は、ネオジム・鉄・ホウ素からなるネオジム磁石を擬人化した物語。軽音楽部のメンバーが全国大会を目指す中、ボーカルのネオジムは暑さで声が出なくなる。そこに転校生ジスプロシウムが登場し、ネオジムとのツインボーカルで最強バンドを目指す。西山がネオジム役、中島が鉄役、松井がホウ素役、駒井がジスプロシウム役で出演した。

戸塚は「元素の役を演じるのはもちろん初めてだったので、貴重な経験でした。元素の特性を人間に置き換えた脚本を読み進めた時に、どういうキャラクターになるのかと思いましたが、登場人物の関係性も、とても分かりやすくて自分も役を演じながら勉強になりましたし、楽しく演じることができました」と撮影を振り返っている。キャストからのコメントは後述の通り。

世界は元素でできている

NHK Eテレ 2025年3月8日（土）、15日（土）20:45～21:00
＜出演者＞
#1 戸塚純貴、西垣匠、田鍋梨々花、りきまる、時吉真子
#2 西山潤、松井愛莉、駒井蓮、中島颯太

戸塚純貴 コメント

元素の役を演じるのはもちろん初めてだったので、貴重な経験でした。元素の特性を人間に置き換えた脚本を読み進めた時に、どういうキャラクターになるのかと思いましたが、登場人物の関係性も、とても分かりやすくて自分も役を演じながら勉強になりましたし、楽しく演じることができました。元素は中学生以来で、憶えていないものもあって、今回僕らが演じたマグネシウムやカルシウムはメジャーなものですけれど、他の元素は正直、分からなかったりします。僕がとても勉強になったように、見てくださるかたにも、楽しみながら、勉強を交えながら見ていただけたら嬉しいです。

西垣匠 コメント

すごく人気者の役ということで、キラキラとさわやかなキャラクターだったなと思います。カルシウムは、最初は気弱な部分があったので、カルシウムの成長もドラマとして楽しんでいただけたら嬉しいです。実際に元素がこういう働きをするということを、僕も初めて知ったので、本当に楽しみながら勉強できて、すごく素敵なドラマになっているんじゃないかなと思います。バドミントンも頑張っています！ 僕は、文系だったので、化学は高校2年生の頃まではやっていました。基礎で終わってしまったのですが、周期表はある程度覚えていた気がします。
小道具の教科書を久しぶりにみたら、モルの計算がでてきて、懐かしい気持ちになりました。ためにもなるし、すごく面白い番組だと思うので、ぜひとも見ていただきたいです。第2回の放送にも素敵な方々が出演されるということで、ぜひ続けて見ていただけたら嬉しいです。

田鍋梨々花 コメント

撮影では小学生ぶりくらいにバトミントンをしてとても懐かしかったです。
台本を読むと、なるほど！と、すごく分かりやすかったので、頭に入ってきやすく、楽しみながらお勉強ができる作品だなと思います。
私自身も骨の成分についてこの作品を通して新しい事が知れましたし、他の元素をもっと知りたいな。と思いました。
ドラマ仕立てになっていて、楽しい番組になっていますので是非見て頂けたら嬉しいです。

西山潤 コメント

すごく楽しい撮影でした。僕自身ボーカルとギターの練習を1か月くらいしていたんですけど、それもうまく発揮できたかなと思います。
短い時間での撮影でしたが、本当の軽音楽部のようなチームワークがうまれて、みんな自然と笑顔になっていて、それが、最後のシーンにつながったかなと思います。
これまで、何かに含まれた元素というような考え方をあんまりしてこなかったので、この作品を経て元素について考えるきっかけになりました。また、沢山の種類の元素があるので、今後のドラマのシリーズも楽しみだなと思いました。
タイトルの通り「世界は元素でできている」。今回はバンド（軽音楽部）の物語ですが、身の回りにあるものは、どういう仕組みでできているのか、誰もが楽しめるドラマになっているかなと思います。是非、ご覧ください。

松井愛莉 コメント

とても楽しい収録でした。台本を読んだ時点で楽しいだろうなと思っていたのですが、それを上回る楽しさで、特に屋上のシーンなど、青春している気分になりました。また、元素の特性をいかしたキャラクター設定になっており、面白い作品になっております。
こうしてドラマにすることで、より分かりやすく、化学に目を向ける人が増えたらいいなと思います。
そして、ドラマを楽しんでいただき、さらに元素に興味を持ってもらうキッカケになれば嬉しいです。

駒井蓮 コメント

ジスプロシウムは初めて聞く元素でした。ジスプロシウム役をやってみて、私も人見知りのところがあるので、なんだか少し愛おしくなりました。元素は高校の授業でやったくらいでしたが、今回を機に、とても興味を持ちました。物質を人に見立てて、性格とかで元素を憶えられたら、テストの点数はもっと良かったのかなーと思いました。
ドラマを楽しんでいただけたら、なんかスッと知識が入ってくると思うので、化学苦手みたいな気持ちとかにとらわれず、ドラマを気軽に楽しむ感じで見ていただけたらいいなと思います。

中島颯太 コメント

鉄役とても楽しかったです。連ドラを撮り終えたくらいのみんなの一体感を感じることができて幸せでした。
元素については、受験のときにめちゃくちゃ勉強していて興味がありました。元素の計算も好きでした。
ドラマの中のバンドの設定が、マグネットの意味につながるところも分かりやすくなっていて感動しました。この番組を見てくださる方にも、これをきっかけに、日常生活でもいろいろな物に興味を持って、楽しんでいただけたらいいなと思います。