ジャ・ジャンクー新作「新世紀ロマンティクス」予告編、ミレニアムの幕開けから現在へ

ジャ・ジャンクー監督最新作「新世紀ロマンティクス」の予告編がYouTubeで解禁された。

同作では、1人の女性がたどる人生の変遷と、中国激動の22年間が描かれる。主人公のチャオをジャ・ジャンクーの妻でもあるチャオ・タオが演じ、リー・チュウビン、パン・ジアンリン、ラン・チョウ、チョウ・ヨウ、レン・クー、マオ・タオも出演した。作中には「青の稲妻」「長江哀歌」「帰れない二人」といったジャ・ジャンクーの過去作の本編映像、未使用映像、ドキュメンタリー映像が使われ、24歳、29歳、45歳のチャオ・タオの姿が収められている。

予告編は、コロナ禍の2022年にチャオがロボットに話しかけられるシーンから始まる。そして「ミレニアムの幕開けから、怒涛の変貌を遂げた現在へ」というコピーとともに時代が移り変わっていく様子が映し出され、恋人のビンを探すチャオの姿も切り取られた。

「新世紀ロマンティクス」は、5月9日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。

映画「新世紀ロマンティクス」予告編