映画「
イベントが始まると、劇中と同様に制服を着たキャスト全員が序列の札で顔を隠してステージに登場。MCの合図で一斉に外すと、会場から大きな歓声が上がる。そしてD組の担任教師・甲斐原誠役の忍成が「この作品はいろいろな見方ができますし、人間の裏表を俯瞰から見る喜劇のような楽しみ方ができます。ぜひ楽しんでください」と挨拶し、序列順に各生徒の点呼を行った。
撮影の印象を聞かれた吉野は「緊張感がある現場で、みんなと高め合いながら撮影できたなと思います。それぞれが主演と呼べるほど見せ場があるのがポイント。本読みの段階からみんなの本気度が伝わってきました」と振り返る。宮世は演じた役どころを「ミステリアスなキャラですが、観終わったらきっと千蔭のことが好きになっているのではないでしょうか。観る人によって捉え方が変わるような人物」と説明。吉野との共演に関して「『お芝居の経験が少ないから……』と言ってたけど、そんなことなくて。主演として大きな背中を見せてもらった」と語ると、藤堂も「どっしりしてましたよ!」と続いた。
ダンボール数個分の駄菓子を差し入れしたことを指摘された志田は「駄菓子屋を開きたくて……」とお茶目に反応。「(高石)あかりちゃんと、(星乃)夢奈ちゃんが『何食べる?』と盛り上がってくれていたのがうれしかったです!」と笑顔を見せると、高石は「だからこの撮影期間中にめっちゃ太ったんですよ!」と嘆いていた。
続けて、志田は本作を観た感想について「受け取るものが多い作品です。本性がむき出しになるシーンを現場では見ていなかったので、完成した作品を観てびっくりしました。観終わってからある方に『最低!』と言ってしまったくらい(笑)」と打ち明ける。松井は遺書を読むシーンに触れ「監督から『うるうるさせてほしい』とリクエストをいただいて。先生(忍成)に『どうしたらそんな感情になれますか』と聞いたら『水分を摂るといいよ』と。緊張のあまりガブ飲みしたので、撮影中はトイレに行きたくてしょうがなかった(笑)」と思い返した。
高石は原作を読んだときから御門を演じたいと思っていたそうで「毎日どれだけ姫山のことを思えるか。休み時間、撮影外でも(姫山の)机に触れている人がいると心がざわざわするくらい、彼女が特別な存在になっていた」と告白し、堀から「それだけ愛してもらっていたということですもんね? ありがとうございます」と感謝される。加えて堀は「椿ちゃんはみんなに優しくて穏やかで、キラキラしている。なので強い自分を出さないように、役の中で嫌なことを言われてもニコニコ答えたりすることを意識していました」と述懐した。
イベントの中盤には吉野・宮世・志田・松井・高石・堀による「ロシアン“マイク”ルーレット」が実施される。これは6人がマイクを1本ずつ引き、合図に従って同時に学生時代の秘密を暴露するというもの。しかし音の入ったマイクを選んだ人の秘密だけが会場に披露されてしまい、該当者は強制退場となってしまうルールだ。吉野が“当たり”を引くと、一同は驚いた様子で「主演なのに!」と口にする。そして吉野は「学生時代、英語の点数が3点でした」と明かし、悔しそうに「あとは頼んだよ!」と告げて別室に移動した。
終盤、無事に会場に戻ってきた吉野は「ホラー色が強めな作品になっていますが、クスッと笑える部分もあり、メッセージ性の多い作品です。最後までハラハラドキドキするような展開が続きますので、ぜひ楽しんで観ていただけたら」と述べ、イベントを締めくくった。
「遺書、公開。」は1月31日より全国ロードショー。
※赤崎理人の崎は、立つ崎(たつさき)が正式表記
※高石あかり・日高麻鈴の高は、はしごだかが正式表記
映画「遺書、公開。」スペシャル予告
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