映画「
陽東太郎による同名マンガをもとにした本作は、私立灰嶺学園2年D組の担任と生徒24人に“序列”が付けられたことから物語が展開する。半年後に序列1位だった優等生・姫山椿が謎の自殺を遂げ、クラスの全員に姫山からの遺書が届けられる。そして彼らは死の真相に迫るべくクラスメイトの前で自分の遺書を公開していく。吉野が序列19位の池永柊夜、宮世が16位の千蔭清一、志田が20位の廿日市くるみ、松井が2位の赤崎理人、高石が3位の御門凛奈、堀が椿、忍成が10位の担任教師・甲斐原誠を演じた。
無事に映画の公開初日を迎えホッとした表情のキャスト陣。吉野は「ようやく公開されたなという気持ち。撮影は約1年前。キャスト25名、本当に大変な思いをしながら制作した楽曲? あ、楽曲じゃない(笑)。とにかく一生懸命作ったMVです……じゃなくて、作品です!」と述べる。宮世は「MV感覚で撮ってる?」、堀は「THE RAMPAGEが主題歌やってましたけども(笑)」とツッコみ、仲睦まじい様子をのぞかせる。
MCから苦労したシーンについて尋ねられると、宮世は「結構クレイジーなキャラクターが多かったので、その中では千蔭はまっとうな人物だったのかなと思います」と明かす。志田は、英が自ら演じた廿日市を参考にしたそうで「監督が見せてくれた廿日市を頭の中に宿して演じていました」と回想。また「歩き方とかも監督と相談しました。廿日市は“ひざ神”なので(笑)、歩くときひざが曲がらないんじゃないかと。少しガニ股な歩き方をしてみました」と話す一幕もあった。
劇映画初出演となった松井は「やっぱり役者の方ってすげーと思いました! さっきまで普通にしゃべっていたのに、本番になると空気が変わる。カチャンコ? カチンコ?とか、みんなでベンチコート着たりとか。『うわ……俺、芸能人してるなあ』と感じていました」と目を輝かせる。松井は映画の現場が楽しかったようで、自身の撮影がないときもスタッフに紛れて見学し、“カチンコデビュー”もしたことも明かした。高石は「遺書を公開するシーンのリハーサルは緊張して噛み噛みでした(笑)」と吐露。吉野は「そうでしたっけ? すごく役に入り込んでたよ。目を合わせたくなかったもん」、志田は「お芝居の迫力がすごかった」と高石の演技を絶賛する。
堀は序列1位である椿と自身の経験を重ね合わせたと言い、「乃木坂46に加入して半年、研究生のときにセンターに抜擢していただいた。突然トップになるプレッシャーや、うれしさもあるけれど素直に受け入れきれない気持ちもありました。原作を読んでいるときにも椿ちゃんに感情移入できましたし、演じていても自分と重なる瞬間がたくさんありました」と述懐した。忍成は、吉野ら若手キャストとの共演について「遺書を公開するシーンの撮影へ向かうにつれてどんどん集中していったし、ほかのキャストが撮る番になっても集中力が途切れることはなかった。仲もよくて、最近の子はすごいなと思いました」と称えた。
イベントでは、宮世が吉野へ物申したいことがあると告白。松井を含めた3人は本作を機に親睦を深めたようで、宮世は「ほくちゃん(吉野)が奏に夢の国、某テーマパークへ『行く?』って誘ってた。僕は誘われてなくて……。それで今日、奏と2人の仕事があったときに話したら『俺、今日も誘われたよ?』と。俺も誘ってほしいなあ」といじける。吉野が「琉弥はめちゃくちゃ忙しいから! 僕なりの気遣いです」とこぼすと、宮世は「『そこまで忙しくないから誘ってよ』って、1回目に誘われなかったときに言ったよね?」と当人に詰め寄る。吉野は「琉弥ってかわいいのよ! そこまで言うなら誘うよ? 毎日連絡するよ?」とはにかむと、宮世はうれしそうにしていた。
「遺書、公開。」は全国で上映中。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
※赤崎理人の崎は、立つ崎(たつさき)が正式表記
映画「遺書、公開。」スペシャル予告
吉野北人の映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
【初日舞台挨拶レポート】毎日連絡するよ?吉野北人と宮世琉弥がじゃれ合う「遺書、公開。」で親睦深める(写真28枚)
https://t.co/UMxxTXMgIO
#映画遺書公開 #吉野北人 #THERAMPAGE #宮世琉弥 #志田彩良 #松井奏 #IMP #髙石あかり #堀未央奈 #忍成修吾 #英勉 https://t.co/19LtUd4Nsu