神尾楓珠×桜田ひよりがW主演、爆風スランプの楽曲「大きな玉ねぎの下で」映画化

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ロックバンド・爆風スランプの楽曲「大きな玉ねぎの下で」からインスパイアを受けた同名映画が、2025年2月7日に全国で公開されることがわかった。神尾楓珠桜田ひよりがダブル主演を務める。

映画「大きな玉ねぎの下で」ティザービジュアル

映画「大きな玉ねぎの下で」ティザービジュアル

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1985年に爆風スランプが発表した「大きな玉ねぎの下で」。“大きな玉ねぎ”とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指しており、ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様をつづったバラードだ。映画では手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋をするラブストーリーが描かれる。神尾は将来に希望の持てない大学4年生・堤丈流、桜田は自分の夢をまっすぐに追う看護学生・村越美優を演じる。監督は「アイミタガイ」の草野翔吾が務め、脚本は高橋泉、音楽は大友良英が担当した。

左から映画のティザービジュアル、小説の書影、コミカライズ版ビジュアル。

左から映画のティザービジュアル、小説の書影、コミカライズ版ビジュアル。[拡大]

YouTubeでは特報が解禁。主題歌「大きな玉ねぎの下で」をカバーしている女性アーティストは後日発表となる。また映画とは異なるストーリーを描いた小説が、8月22日に発売されることが明らかに。著者は、本映画の原案者であり「100回泣くこと」「トリガール」などで知られる中村航。表紙はイラストレーター・まかろんKが描き下ろした。なお9月13日発売の少女マンガ誌・ベツコミ10月号にて、4カ月連続で小説のコミカライズ「大きな玉ねぎの下で」の連載がスタートする。

神尾楓珠の手書きコメント。

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桜田ひよりの手書きコメント。

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今回の発表に際し、神尾は「曲を知っていたので、映画の完成を想像しながら楽しく台本を読ませていただきました」「曲を知っている方も、知らない方も楽しめる映画なので、早くみなさんに観てもらいたいです」、桜田は「神尾さんはじめ、魅力的なキャストの方々、信頼できるスタッフのみなさんに恵まれて、素敵な作品になったと思います。どの世代でも楽しめる映画になっているので、期待して待っていてください」と手書きで思いをつづる。

爆風スランプのボーカル・サンプラザ中野くんは「武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです」と喜びをあらわに。また試写会で今作を鑑賞したギタリスト・パッパラー河合は、「おったまげました。泣いてしまった自分に」と明かした。草野、プロデューサーの宇田川寧、中村のコメントは下記の通り。

※高橋泉の高は、はしごだかが正式表記

映画「大きな玉ねぎの下で」特報

神尾楓珠 コメント

曲を知っていたので、映画の完成を想像しながら楽しく台本を読ませていただきました。ペンフレンドという言葉は、馴染みがなかったのですが、作品を通して手書きのやり取りだからこその温かみ、良さを改めて感じました。丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います。曲を知っている方も、知らない方も楽しめる映画なので、早くみなさんに観てもらいたいです。

桜田ひより コメント

お互い顔も知らない相手と、文字だけのやり取りで一喜一憂しながら進む物語が、私には新しくてワクワクしました。美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わると嬉しいです。神尾さんはじめ、魅力的なキャストの方々、信頼できるスタッフのみなさんに恵まれて、素敵な作品になったと思います。どの世代でも楽しめる映画になっているので、期待して待っていてください。

草野翔吾 コメント

草野翔吾の手書きコメント。

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日本武道館に初めて行った14歳の時、親からこの曲を教わった思い出が、企画を伺った際に蘇りました。学生時代から尊敬している高橋泉さんの脚本を監督できる喜びと、神尾くん、桜田さんと再会した喜びを噛み締めながら、丈流と美優の等身大の悩み、等身大の恋を撮りました。この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!

宇田川寧(プロデューサー)コメント

恋愛小説の名手・中村航氏と、脚本家・高橋泉氏のタッグで、幅広い世代に知られているラブソングをモチーフにした、恋愛小説と実写映画を同時進行する企画を立てました。モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲「大きな玉ねぎの下で」に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております。この名曲が、どのようにスクリーンに映し出されるのか、是非映画・小説共にお楽しみにしてください!

サンプラザ中野くん コメント

サンプラザ中野くんの手書きコメント。

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小説家・中村航さんありがとう。貴殿は爆風スランプの名誉ファン認定です。お陰様で39年前に書いた楽曲が映画になりました。コミックにも小説にもなります。武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください。コミックも小説もよろしくお願いします。サンキュー▽

※文中▽は白抜きハートマーク

パッパラー河合 コメント

パッパラー河合の手書きコメント。

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39年間、演奏し続けている爆風スランプのバラード「大きな玉ねぎでの下で」が映画になったと聞いて「へぇ~大玉(曲名)が映画になったの? どんなのだろう?」と軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは「オマエは冷たいヤツだ」と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに。自分達の楽曲に思い入れがあるから泣いてしまったのか、万人が泣いてしまう映画なのか。自分じゃよくわからないんですよね。その答えが知りたいです、観てやって下さい。よろしくお願いします。

中村航 コメント

中村航の手書きコメント。

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10代のころ、バンドを組んでカバーしていた爆風スランプ。何年か前にラジオ番組でサンプラザ中野くん(さん)に初めてお会いして、それから時代を超える名曲「大きな玉ねぎの下で」をモチーフにした小説を書きたいと思うようになり、ついに叶いました。とても嬉しい!! 青春の忘れ物を取り戻したような気分です。澄んだ空に光る玉ねぎを思い浮かべながら、まっすぐな気持ちで書きました。ぜひ、読んでみてください!

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(c)2024 映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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“監督は「アイミタガイ」の草野翔吾が務め、脚本は高橋泉、音楽は大友良英が担当”

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