第74回ベルリン国際映画祭のベルリナーレ・スペシャル部門に出品された同作は、料理教室の講師・松岡卓司が主人公のサイコスリラー。ある日、チャイムのような音が聞こえるという生徒が教室で驚くべき行動に出てから、松岡の周囲で次々と異変が起こるさまが描かれる。
主演を務めたのは、黒沢の新作映画「Cloud クラウド」にも参加した
同作は、映像流通の新しい仕組みを提供するメディア配信プラットフォーム・Roadstead(ロードステッド)のオリジナル映画第1弾として、「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られたもの。このプロジェクトでは、全世界999個限定のオーナーライセンス販売も行われた。
なお黒沢はこの映画について「映画の中の3大怖いものを詰め込んだ」と語った。彼によれば“3大怖いもの”は「幽霊の怖さ」「自分が人を殺してしまうのではないかという怖さ」「警察に逮捕されるのではないか。法律、秩序が自分にひたひたと近付いていくる怖さ」だという。
YouTubeでは予告編が公開中。
映画「Chime」予告編
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mariekko @stem910
"なお黒沢はこの映画について「映画の中の3大怖いものを詰め込んだ」と語った。彼によれば“3大怖いもの”は「幽霊の怖さ」「自分が人を殺してしまうのではないかという怖さ」「警察に逮捕されるのではないか。法律、秩序が自分にひたひたと近付いていくる怖さ」だという。"
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