吉沢亮×呉美保「ぼくが生きてる、ふたつの世界」上海国際映画祭コンペ部門で初披露へ

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吉沢亮が主演を務めた映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」が第26回上海国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが明らかに。あわせて7枚の場面写真が公開された。

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」場面写真

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「ぼくが生きてる、ふたつの世界」場面写真

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本作は耳が聞こえない両親のもとに生まれ、コーダ / CODA(Children of Deaf Adults)として育った五十嵐大を主人公とした物語。幼い頃から日常的に母の“通訳”をしていた大は、やがて周囲から特別な目で見られていることに戸惑い始める。大人になり故郷を離れて暮らしていたが、帰郷したある日、記憶の底に隠れていた母への気持ちがあふれ出す。五十嵐大による自伝的エッセイを原作に、「そこのみにて光輝く」の呉美保が監督を務めた。

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」場面写真

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6月14日から23日にかけて中国・上海で開催される上海国際映画祭。「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は「Living in Two Worlds」の英題で6月21日にワールドプレミアされる。呉は現地入りし舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場する予定だ。最高賞となる金爵賞(きんしゃくしょう)は6月22日に発表される。

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」場面写真

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呉は今回の決定を受け「これほどしあわせな幕開けがあるでしょうか。日本の片隅で人知れずもがきながら生きる男の子のささやかな心の機微を、アジアの、世界の、みなさまがどう受け取ってくださるのか、その反応をこの肌で感じに、さらには選ばれし新しい映画たちにも出会いに、いざ上海、行ってきます!」と述べている。

また映画祭のプログラミングディレクターを務める映画ジャーナリストの徐昊辰は「きこえる世界、きこえない世界、そして、そこに生きている1人のコーダ。呉美保監督は、優しい視線で彼の揺れ動く心の成長を静かに見守っている。“ふたつ”の世界は、“ひとつ”になった時、きっと一番幸せに違いない。こんな素敵な作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができるとは、最高に嬉しい」とコメントを寄せた。

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は9月21日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。吉沢のほか、忍足亜希子今井彰人ユースケ・サンタマリア烏丸せつこでんでんが出演している。

呉美保 コメント

この映画のワールドプレミアが上海国際映画祭コンペティション部門だなんて、これほどしあわせな幕開けがあるでしょうか。日本の片隅で人知れずもがきながら生きる男の子のささやかな心の機微を、アジアの、世界の、みなさまがどう受け取ってくださるのか、その反応をこの肌で感じに、さらには選ばれし新しい映画たちにも出会いに、いざ上海、行ってきます!

徐昊辰 コメント

きこえる世界、きこえない世界、そして、そこに生きている1人のコーダ。呉美保監督は、優しい視線で彼の揺れ動く心の成長を静かに見守っている。“ふたつ”の世界は、“ひとつ”になった時、きっと一番幸せに違いない。こんな素敵な作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができるとは、最高に嬉しい!

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(c)五十嵐大/幻冬舎 (c)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会

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原作:五十嵐大『ぼくが生きてる、ふたつの世界』幻冬舎文庫(7月11日発売予定)

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