武田かりん監督作「ブルーを笑えるその日まで」、今年も吉祥寺でアンコール上映

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武田かりんが監督を務めた映画「ブルーを笑えるその日まで」が、本日8月15日から31日にかけて東京・アップリンク吉祥寺でアンコール上映される。これは夏休み明けの9月に10代の自殺が増加する傾向があることを受けて企画されたもの。新学期を笑顔で迎えてほしいという思いを込めて、昨年同様、夏休み期間中の再上映が行われることとなった。

「ブルーを笑えるその日まで」ポスタービジュアル

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「ブルーを笑えるその日まで」場面写真

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本作は、中学時代に不登校だった武田が“タイムマシンに乗って過去の自分を助けに行きたい”という思いから作った青春ファンタジー。中学校になじめないアンこと安藤絢子が魔法の万華鏡をもらい、学校の屋上で同じ万華鏡を持つ生徒のアイナこと佐田愛菜と出会うことから物語は始まる。夢のような夏休みを過ごし、8月31日にある行動を起こすアンとアイナを、渡邉心結角心菜がそれぞれ演じた。

「ブルーを笑えるその日まで」場面写真

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武田は「『ブルーを笑えるその日まで』は、10代で不登校や自殺未遂を経験した元当事者の私が、今、生きづらさに苦しむ10代の子どもたちへ向けて作った物語です。どうか信じてください。生きていればいつかきっと、君の人生も輝くということを。映画館で君を待っています」とコメントしている。

映画作品情報

武田かりん コメント

あの頃の私は、朝が来るのが怖くて毎日明け方まで眠れなかった。親も先生もわかってくれないし、友だちも1人もいない。SNSで「死にたい」と検索して、「私だけじゃないんだ」と安心していた。
「ブルーを笑えるその日まで」は、10代で不登校や自殺未遂を経験した元当事者の私が、今、生きづらさに苦しむ10代の子どもたちへ向けて作った物語です。
どうか信じてください。生きていればいつかきっと、君の人生も輝くということを。映画館で君を待っています。

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(c)2023 ブルーを笑えるその日まで

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おおとも ひさし @tekuriha

武田かりん監督作「ブルーを笑えるその日まで」、今年も吉祥寺でアンコール上映(コメントあり) https://t.co/yahftuwnxD

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