5月31日に公開を控える「
本作は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した戦士フュリオサの若き日々を映し出す前日譚。イギリス最大のIMAXスクリーンを有する映画館「BFI IMAX」で行われたプレミアには、フュリオサ役の
「KOJIMA! KOJIMA!」と会場のファンから熱烈に歓迎され、レッドカーペットに登場した小島。「DEATH STRANDING」は、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセン、ギレルモ・デル・トロなど小島と親交の深い俳優や映画監督がモーションキャプチャーで出演したことでも知られる。2025年にリリースされる続編にはミラーも出演する予定だ。小島は「高校1年生のときに衝撃を受けてから、僕の70%は『マッドマックス』でできている。このロンドンプレミアに参加できて、とても興奮をしています。僕の中で『マッドマックス』は、もの作りのバイブル。映画とはこういうものだと教えてくれました」とシリーズへの思いを吐露する。
約7年ぶりにミラーと再会した小島は、熱烈なハグを交わし「最高でした。期待値をはるかに超える作品。観るか、観ないかではなく、これからの人生で、何回観るのか、そんな映画です。シンプルだけれど、何回観ても観方が変わる。そんな映画なんてない。特にバイオレンスの先を描く、エンディングが素晴らしかったです」と最新作の感想を直接伝える。一方、ミラーも「とても会いたかった。直接の対面は7年ぶりなので、うれしいです。『DEATH STRANDING 2』の予告を拝見しました。彼の作品に出演できて光栄です。私には双子の兄弟がいますが、彼はまさにクリエイティブにおける双子の兄弟のような存在。私には彼の考えやデザインが見える。そして彼の作品からは、いつもパワフルな情熱が湧き出てくる。私は彼と非常に強いコネクションを感じます」と小島への賛辞を惜しまない。
プレミアの翌日にはミラーとの対談も控えており、小島は「『マッドマックス』は僕の心臓。僕の神から、そんなコメントをいただけるのは光栄です。聞きたいことがありすぎるので楽しみにしています」とコメント。ミラーは「彼の頭の中に入って、何を考えているのか、彼のクリエイティビティをのぞいてみたい。とても楽しみにしています」と期待を寄せた。2人の対談の模様は、後日公開される予定だ。
前作でフュリオサを演じたシャーリーズ・セロンからバトンを受け継いだテイラー=ジョイは、「シャーリーズ・セロンは、とても上品で寛大で親切な方。このキャラクターを演じることについても話しました」と述懐。「最初に脚本を読んだとき、ジョージ・ミラー監督が作り上げたセンセーショナルなキャラクターに圧倒されました。そしてシャーリーズ・セロンが扉を開いたこの素晴らしいキャラクターを、私がしっかりと守る必要があり、フュリオサの物語をしっかりと伝える必要があると思いました」と語る。さらに「日本のファンの皆さんに、いち早く観てほしいです。チームで一丸となって一生懸命作り上げたこの作品を、日本で公開されることを楽しみにしています!」とメッセージを送った。
「マッドマックス」を生んだオーストラリアで育ったヘムズワース。「僕たちにとって『マッドマックス』は、アメリカの『スター・ウォーズ』やイギリスの『ハリー・ポッター』のような象徴的な映画。だからジョージ・ミラー監督からオファーを受けてこの作品に参加できて、夢が叶ったという思いです。子供の頃、父親と一緒に熱狂したからね」と特別な思いを明かしながら、撮影を「どんなに情熱と熱意を注いでも満足することがない挑戦的な日々を過ごしました。そして最後には『信じられるか? マッドマックスに出演しているんだよ!』とチーム全員が感じる、とても特別な体験でした」と振り返った。
映画「マッドマックス:フュリオサ」ファイナル予告
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僕の70%は「マッドマックス」でできている、小島秀夫がジョージ・ミラーと7年ぶり再会 https://t.co/gidKdeHA9Y