第80回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した本作は、長野県に位置する町でつつましく暮らす巧と娘の花を軸にした物語。ある日彼らの家の近くで、芸能事務所によるグランピング場の建設計画が浮上する。しかし、このプロジェクトが町の水源に悪影響があることが明らかに。その余波は、父娘の生活にも及び始める。
予告には自然に囲まれた生活をする巧と花の姿を捉えながら、「あそこは鹿の通り道なんだ。グランピング場の予定地」「汚染て言ったって、都会の水よりもずっときれいですよ」「やりすぎたら、バランスが壊れる」といったセリフが収められた。
「悪は存在しない」は、4月26日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」ほか全国で順次ロードショー。
映画「悪は存在しない」予告編
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『悪は存在しない』出町座は5/3からです。
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