福士蒼汰「アイのない恋人たち」は“友達ごと”、前田公輝は「素敵でかわいい子」

ドラマ「アイのない恋人たち」の制作発表会見が本日1月14日に東京・ベルサール御成門タワーで行われ、キャストの福士蒼汰、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希が登壇した。

本作では、アラサー男女の不器用な恋愛模様が描かれる。売れない脚本家・久米真和役で主演を務める福士は「登場人物7人の個性的なキャラクターが見どころ。アラサーを経験した皆さんに刺さるのではないかと思います」とコメントする。岡崎は「ラブストーリーだけじゃなくて、1つの枠に収まりきらないドラマだと思いました。いろんな人と関わっていくごとに成長する姿も見ていただきたいです」と語った。

MCから「撮影現場での愛されキャラは？」という問いが投げられると、本郷は「どう考えても前田公輝くんだと思います」と回答。彼は「もちろん福士くんも素敵な現場の雰囲気作りをしてくれるんですけど、今日も前田公輝くんが裏でみんなの控え室に聞こえるぐらい大きな声で歌っていたらしくて、素敵なかわいい子です」と話した。一方、「本郷さん」と述べた深川は「静かめなんですけど、話す言葉の1つひとつが面白くて、ギャップにあふれた方」と本郷の魅力を口にした。

真和、本郷演じる淵上多聞、前田扮する郷雄馬という高校の同級生が15年ぶりに再会する設定にちなみ、「15年前の自分と比べて成長した部分は？」という質問も。食品会社に勤める多聞の後輩社員・冨田栞役の成海は「あんまりないかな。でも、味覚とかは少し変わってきているのかなと。ミョウガのよさを感じられるようになりました」と答え、キャスト陣の共感を集める。また、作品の内容に絡めた「これだけは誰にも負けない、愛しているもの」というトークテーマでは、深川が「スノードームのフォルムが好きで、国内・海外問わず行った先でお土産として買って部屋に置いています。今、家に30～40個ぐらいあります」、佐々木が「“朝ラー”（ラーメン）です。子供を送ったあとに、朝開いているお店を調べて行ったりします」と明かした。

会見の中盤、本日からTVerで公開された同作の120秒PR映像が流れると、福士は「面白そうな作品じゃない？ 観たくなっちゃったなあ」と発言し、観客の笑いを誘う。会場には、主題歌「present」を手がけたTHE BEAT GARDENも登場。メンバーのUは「タイトルの“present”という単語には、“贈り物”っていう意味と“今・現在”という意味があるので、皆さんの今に寄り添える1曲になったらなと思っています」、REIは「先ほどPR映像を観て、ようやく楽曲が完成したことを実感しました」と話した。

最後に、佐々木は「みんなすごく葛藤して悩みを抱えながらなんとか乗り越えようと必死にがんばっています。愛することへの不器用さに共感できると思うので、ぜひ重ねて観ていただければ」と呼びかける。福士は「人間の本質をえぐり取ってセリフや行動に起こしている作品だと思います。自分の“友達ごと”として観てもらいたいです」とアピールした。

ABCテレビ・テレビ朝日系のドラマ「アイのない恋人たち」は、1月21日より毎週日曜22時から放送。遊川和彦が脚本を手がけ、綾部真弥と吉川鮎太が演出を担当する。

ドラマ「アイのない恋人たち」公式X

アイのない恋人たち

ABCテレビ・テレビ朝日系 1月21日（日）スタート 毎週日曜 22:00～
※放送終了後、TVerとABEMAで見逃し配信
※TELASAとU‐NEXTで独占見放題配信