神木隆之介と山崎貴が「ゴジラ-1.0」引っさげハリウッドへ、圧倒的な熱量に驚く

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ゴジラ70周年記念作品「ゴジラ-1.0(ゴジラマイナスワン)」の北米プレミアが現地時間11月10日にアメリカ・ロサンゼルスにあるDGAシアターで実施され、キャストの神木隆之介、監督を務めた山崎貴が参加した。

ハリウッドでの神木隆之介(左)、山崎貴(右)。

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「ゴジラ-1.0」ポスタービジュアル

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北米プレミアにおけるレッドカーペットの様子。

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北米プレミアにおけるレッドカーペットの様子。

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日本製作の映画「ゴジラ」がハリウッドでプレミアイベントを実施するのは、「ゴジラFINAL WARS」以来19年ぶり2回目。イベント会場の前にはレッドカーペットが敷かれ、ゴジラTシャツやグッズを身に付けた200人以上の熱狂的なファンが集結した。神木と山崎は歓声を浴びながら、ファンとの写真撮影に応じ、映画ステッカーを配布。ニュースチャンネル・CNNなどのマスコミのインタビューにも答える。会場には「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」監督のマイケル・ドハティや、俳優セス・グリーンらも姿を現した。

北米プレミアの様子。

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北米プレミアの様子。

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上映前の舞台挨拶で、神木と山崎は英語でメッセージを送る。本編終了直後には大歓声と拍手、スタンディングオベーションが巻き起こった。上映後のQ&Aで「アメリカの観客と初めて本作を観た感想は?」と尋ねられると、山崎は「最高でした。感無量です。ここまでオープンに素晴らしい反応をしてくださるので、うれしいなあと思いました」、神木は「拍手をいただいたとき、泣きそうなくらい感動しました。そして、皆さんがゴジラを愛してくれているということがわかりました」と答える。「観た人に伝えたいことは?」という質問には、山崎が「(本作では)日本が苦しいときにゴジラが現れる。ひどいことを考えるやつだと言われるんですけど(笑)、苦しいときに民間が立ち上がる姿を見て、勇気をもらってくれるといいなと思いました」と話し、神木は「『ゴジラ』そのものを楽しんでいただきたい気持ちはもちろんありますが、“生きたい”“生きていてほしい”という気持ちは、人間全員が同じように思っていることで、それが一番大事だということを感じてほしいです」と語った。

また山崎は今作のゴジラの造形について「かわいらしかったり、怖かったり、味方になったり、敵になったり、ゴジラはいろんな姿をしてきました。ただ今の時代に作るにあたって、僕は恐ろしいゴジラを作りたかったんです。僕は初代『ゴジラ』がすごく恐ろしかったので、僕も自分が初めて作る『ゴジラ』は恐ろしくしたいなと思いました。でもかわいらしいゴジラも好きです(笑)」と説明した。

北米プレミアの様子。

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ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを訪れた山崎貴(左)、神木隆之介(右)。

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イベント後のコメントで、神木は「ゴジラが出てくるたびに拍手と声援が上がり、『ゴジラ』は世界で愛されているとわかっていたけど、そのレベルがはるかに上でした! 一緒に観ていて実感しました。この熱量を持った人たちが今日来ていない人たちに『ゴジラ-1.0』のことを熱心に伝えてくれるでしょうし、今後北米で公開したら、アメリカでどういうふうに広がっていくのか、楽しみです」と期待を述べた。また山崎は「熱量が本当にすごくて。途中何度も声が上がるし、拍手が上がるし、ストーリーの要のところで、みんな感情表現をしてくれるので、作った我々としてはたまらないですね。すごいご褒美ですね。ずっとアメリカのお客さんに自分の作品を観てもらいたいという夢を持っていました。その夢がゴジラで叶ってすごくうれしい。ゴジラを作りたいという夢と合わせて、2つの夢が同時に叶いました」と喜びを爆発させていた。

また北米プレミアで披露された英語字幕版が、日本でも上映されることが決定。11月23日より東京・TOHOシネマズ 日比谷、109シネマズプレミアム新宿、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、大阪・TOHOシネマズ なんばでスクリーンにかかる。

「ゴジラ-1.0」の舞台は、すべてを失った戦後日本。神木が戦争から生還するも両親を失った敷島浩一、浜辺美波が敷島と出会う大石典子を演じた。キャストには山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介も名を連ねる。

「ゴジラ-1.0」は全国で上映中。

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(c)2023 TOHO CO., LTD.

映画「ゴジラ-1.0」予告編

読者の反応

八谷和彦 @hachiya

シン・ゴジラ、日本の政治ドラマだったから米国ではわかりくかったかもだが、今回のマイナスワンは戦争と家族という米国では受けるテーマな分、ヒットする予感がする。 https://t.co/liSM14j5db

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