「遺留捜査」新作スペシャルが放送決定、上川隆也は驚きの“仕掛け”を予告

上川隆也が主演を務めるドラマ「遺留捜査」シリーズの新作スペシャルが放送決定。2022年7月期で終了したテレビ朝日系「木曜ミステリー」のフィナーレを飾ったシーズン7の放送から、およそ1年ぶりに2時間スペシャルとして帰ってくる。

事件現場に残された遺留品の意味を徹底的に探り、声なき遺体の訴えに迫って事件を解決する「遺留捜査」シリーズ。主人公は遺族の心情をも救う優しさを持ちながら、超マイペースで空気を読まない不思議キャラの刑事・糸村聡だ。特別捜査対策室のメンバー・神崎莉緒役で栗山千明、科捜研研究員・村木繁役で甲本雅裕もキャストに名を連ねている。

11本目となる「遺留捜査スペシャル」の舞台は瀬戸内海に浮かぶ架空の島、蒼海島（あおみじま）。京都市内で不動産会社の営業スタッフ・坂上千尋の遺体が見つかる。彼女はかつて蒼海島出身の男性と結婚し、島で暮らしていたことが判明。さらに最近には、蒼海島の土地売買をめぐって島民とトラブルを起こしていた事実も浮上する。糸村は被害者が持っていた神秘的なガラス玉に魅せられ、蒼海島のガラス工房へ。そこで出会ったのは、被害者の元夫でガラス職人の相良克典。彼は、糸村も驚きを禁じ得ない人物だった。

撮影は岡山・鹿久居島でロケを敢行。上川はのどかで美しい風景に包まれた撮影を「岡山まで足を伸ばしたことは初めてでしたので、とても新鮮でした。また、内容的にも視聴者のみなさまに喜んでいただきつつ、驚いていただけるような“仕掛け”もあり、とにかく撮影は日々楽しかったです」と振り返った。上川が意味深に予告する“仕掛け”とは、相良を演じるキャストのこと。シリーズ史上初となる驚きのメインゲストが登場するという。キャストの発表は続報を待とう。

「遺留捜査スペシャル」は9月21日20時よりオンエア。

遺留捜査スペシャル

テレビ朝日系 2023年9月21日（木）20:00～21:54

上川隆也 コメント

スペシャルが決まって

何よりも視聴者のみなさまがもう一度「遺留捜査」を見たいというお声を上げてくださったこと。みなさまの声が届いたからこそ、スペシャルの制作が決まったのだと思いますし、それがこの作品の“原動力”となっています。唯々「ありがとうございます」という気持ちしかありません。

岡山・鹿久居島でのロケ撮影について

「遺留捜査」の舞台が京都に移ってからは、撮影場所を滋賀や兵庫・神戸など隣県に求めることはありましたが、岡山まで足を伸ばしたことは初めてで、とても新鮮でした。
また、内容的にも視聴者のみなさまに喜んでいただきつつ、驚いていただけるような“仕掛け”もあり、撮影は日々楽しかったです。

視聴者へのメッセージ

2011年に「遺留捜査」が誕生して、干支が一周しました。連続ドラマとしては7シーズン、スペシャルは本作が11本目となり、本当に“幸せな作品”になったと思っています。これもひとえに視聴者のみなさまのおかげです。
今回はそんなみなさまに“とっておきの仕掛け”を用意して、新たな「遺留捜査」をお届けできることを、本当にうれしく思います。僕自身、ここまで物語を重ねてきたにもかかわらず、まだ「遺留捜査」には盛り込める“何か”があるということに、驚き隠せませんでした。どうぞ、スペシャルの放送に御期待下さい。