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宮城県石巻のとある離島を舞台に、漁師の兄弟と東京からやってきたワケありマンガ家の共同生活を描く本作。両親を亡くし弟と懸命に生きてきた漁師の阿部アキラをアフロが演じた。
マンガ家の高橋美晴に扮したのは「マリッジカウンセラー」などに出演する
このたびYouTubeで公開された特報には、パソコンのモニターに向き合った兄弟がとある動画をアップする様子が映し出された。「あまちゃん」「いだてん」の
呉城久美 コメント
昨年の夏、私はこの大切な作品に出会うことができました。映画に関われる喜びにみちみちた日々は、紛れもなく人生一番の幸せな時間で、なんだか生き返った気がしました。何度でもあの夏に戻りたくなって、いまだに寂しくなることもありますが、「さよなら ほやマン」があの時間をちゃんと残してくれてるんだろうと思うと、すごくほっとします。どうか沢山のひとに届きますように。
黒崎煌代 コメント
映画「さよなら ほやマン」阿部シゲル役の黒崎煌代と申します。本作は宮城県・網地島の方々の多大なるご協力のもと制作されました。約三週間の撮影期間ずっと島民の皆様の暖かさに感動していました。そんな暖かさで満ちた島の雰囲気がそのまま作品に投影されているように思います。また、本作は私の映画デビュー作であり、今後の活動の原点とも言える作品です。それが「さよなら ほやマン」だということがとても誇らしく、有り難いなという気持ちでいっぱいです。庄司監督の魂を先頭に色んな方々の魂が込もった作品となっています。私も込められる限り込めました。是非、劇場で観ていただきたいです。よろしくお願いします!
庄司輝秋 コメント
もがくような熱量が、主演のアフロはじめ、今作のキャストとスタッフにはあった。その熱量が役柄と一体となってこの映画に魂を宿らせたのだと思う。3週間にわたる宮城・網地島での合宿生活は奇跡的なエネルギーと出会いに満ち、ラストシーンを撮り終えた際には、登場人物たち同様に、監督である私も自分の人生を取り戻せた気がした。とても晴れやかだった。「理屈に合わなくても、無茶苦茶でも、誰に何と言われても、まずは自分のやりたいことをやる」それこそが人生の輝きを取り戻すきっかけになると私は信じている。この映画が“もがいてみる勇気”を観た人に与えられたのなら最大の喜びである。最後に、ふるさとを育み、そして奪った美しい宮城の海に、この映画を思いっきりぶつけたい。感謝と畏怖を込めて。
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