前田航基主演「フィリピンパブ嬢の社会学」場面写真が到着、近藤芳正ら追加キャストも

前田航基が主演を務めた映画「フィリピンパブ嬢の社会学」の場面写真が到着した。

中島弘象が実体験をつづった同名書籍を「あしやのきゅうしょく」の白羽弥仁が映画化した本作。フィリピンパブの裏側で行われている偽装結婚のリアルを背景に、多文化共生のあり方を描いたラブストーリーだ。前田が主人公の中島翔太を演じ、彼を射止めるヒロインのフィリピンパブ嬢・ミカにオーディションで抜擢された一宮レイゼルが扮した。

場面写真には翔太とミカが談笑する姿などが切り取られている。また第2弾キャストとして近藤芳正、田中美里、勝野洋、津田寛治、飯島珠奈、浦浜アリサ、ステファニー・アリアン、仁科貴の出演が明らかになった。白羽のコメントは以下の通り。

「フィリピンパブ嬢の社会学」は2023年に全国公開予定。

白羽弥仁 コメント

ノンフィクションの映画化なので、実在する人物を俳優が演じる事になる。内容が内容だけに全てのモデルとなっている人に会うのは不可能だった。原作者の中島弘象さんからそれらの方々の印象も聞いてはいたものの、そっくりな人をあてる必要もないと思い直した。その結果、これまでの日本映画のキャスティングの枠を越えたケミカル・リアクションを起こせたと自負している。
さて。夜の名古屋の街角で撮影していた時、中島さんが見物人の中のある人を指差して「あの人偽装結婚してた人ですよ」と教えてくれた。その見た目は、拍子抜けするほどごく普通の人だった。