イザベル・ユペール主演映画が公開、原子力会社の機密暴いた女性の実話

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イザベル・ユペールの主演映画「La syndicaliste」が、「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」の邦題で10月20日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。

「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」ポスタービジュアル

「私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?」ポスタービジュアル

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実話にもとづく本作は、世界最大の仏原子力会社の労働組合代表モーリーン・カーニーを主人公とした物語。会社と従業員の雇用を守るため、中国とのハイリスクな技術移転契約を内部告発したモーリーンは、自宅で襲われるという肉体的暴力と権力側からの精神的暴力に屈することなく立ち向かい、6年間の闘いの末に無罪を勝ち取った。

劇中では、社会や組織における女性、政治と経済の権力構造、労働組合、裁判、原子力発電、中国事情、夫婦の関係といった問題がサスペンスフルな展開で浮かび上がる。

あわせて解禁されたポスタービジュアルは、ユペール扮するモーリーンが大勢の従業員を背に、壮絶な戦いに身を投じていくさまを予感させるデザインとなった。

監督は、ユペール主演作「ゴッドマザー」などを手がけたジャン=ポール・サロメ。脚本を「ローズメイカー 奇跡のバラ」のファデット・ドゥルアール、撮影を「1640日の家族」のジュリアン・ハーシュ、音楽を「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」のブリュノ・クーレが担当した。

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(c)2022 le Bureau Films-Heimatfilm GmbH + CO KG-France 2 Cinema

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よだみな @yodamina

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