タイ発ホラーオムニバス「フォービア」2作配信、「女神の継承」監督も参加

映画配信サービス・JAIHO（ジャイホー）にて、ホラーオムニバス「フォービア／4つの恐怖」「フォービア2／5つの恐怖」の日本初独占配信が行われる。「フォービア／4つの恐怖」は6月20日、「フォービア2／5つの恐怖」は6月28日に配信開始だ。

タイのメジャー映画会社・GDHが手がけた2作。4話構成の「フォービア／4つの恐怖」には「女神の継承」のバンジョン・ピサンタナクーン、「セブン・サムシング」のパウィーン・プーリジットパンヤー、「アタック・ナンバーハーフ」のヨンユット・トンコントーン、「心霊写真」「ホームステイ ボクと僕の100日間」のパークプム・ウォンプムが監督として参加した。バンジョン・ピサンタナクーンによる「真ん中の人」は、ジャングルの奥地へキャンプに出かけた4人の若い男たちで「もしこの中で誰かが死んだ場合どうするか？」「もし俺が死んだら、真ん中にいるやつに取り憑く」と会話をしたことで物語が展開していく。「フォービア／4つの恐怖」はタイのアカデミー賞といわれるスパンナホン賞で2009年に4部門でノミネートされ、最優秀編集賞を受賞している。

5エピソードが入った「フォービア2／5つの恐怖」の監督はバンジョン・ピサンタナクーン、パウィーン・プーリジットパンヤー、パークプム・ウォンプムに加え、「フェーンチャン ぼくの恋人」に参加したソンヨット・スックマークアナン、「フォービア」シリーズの製作総指揮を執るウィズート・プーンウォララックも務めた。バンジョン・ピサンタナクーンが手がけた「最後に」では、ホラー映画の撮影中に帰らぬ人となったはずの幽霊役の俳優が、なぜか撮影セットに現れるさまが映し出される。