成田凌がドラマ「転職の魔王様」で毒舌キャリアアドバイザー役、ヒロインは小芝風花

10

198

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 52 117
  • 29 シェア

成田凌が主演、小芝風花がヒロインを務めるドラマ「転職の魔王様」がカンテレ・フジテレビ系で7月にスタートする。

「転職の魔王様」ビジュアル

「転職の魔王様」ビジュアル

大きなサイズで見る(全2件)

額賀澪の小説「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」をもとにした本作の主人公は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐。求職者の仕事や生き方への悩みに対して、彼がぶしつけだが本質を突いた言葉を投げかけることで本音をあぶり出し、働く自信と希望を取り戻させていく姿が描かれる。成田が来栖を演じ、職を探す中で彼と出会う元大手広告代理店の“社畜”・未谷千晴(ひつじたにちはる)役に小芝がキャスティングされた。

成田は自身の役について「なぜこんなに人に対して厳しいのかを突き詰めたら、すごく“人を思う”人間だということが分かってきて、それを素直に出せたらいいだけなのかなと思っています」とコメント。小芝は「改めて自分がどうしたいのかっていうのを考え直すきっかけにもなると思いますし、登場人物もキャラクターが強く楽しい作品にもなると思います」とアピールしている。YouTubeでは、2人が本作について語る特報映像も公開中だ。

「転職の魔王様」は毎週月曜の22時より放送。「リコカツ」の泉澤陽子と「ドクターホワイト」の小峯裕之が脚本を手がけ、堀江貴大、丸谷俊平、保坂昭一が監督を担当する。

※動画は現在非公開です。

月10ドラマ「転職の魔王様」

カンテレ・フジテレビ系 2023年7月スタート 毎週月曜 22:00~

成田凌 コメント

原作や脚本を読んだ感想

面白いです。見ごたえのあるドラマになっていくなと感じました。あと、シーン数が少なめなんですよね。だからその分、一つ一つのシーンを丁寧に、一人一人の人間をより丁寧に見ていただけるかなと思うので、見てくださる方が応援できるドラマになると思います。

来栖嵐はどういう人物か

脚本を読めば読むほど来栖嵐という人物が、どういう人間かが分かってきました。愛情深い人間だし、厳しいのは、もちろんありますけど、なぜこんなに人に対して厳しいのかを突き詰めたら、すごく“人を思う”人間だということが分かってきて、それを素直に出せたらいいだけなのかなと思っています。あとは周りにたくさん面白い人たちが登場するので、その人たちに救ってもらう感じにもなってくるかなと思うので、自分はブレずに、最後まで演じられたらなと思います。

初共演となる小芝風花の印象

まだお会いして日は経っていませんが、現場にいてくれるだけでみんなが頑張れると思うので、最後まで健康でいてくれれば十分だなと思います。一緒にお芝居をするのが、とても楽しみです。

本作の魅力、どんなドラマにしていきたいか

転職の話は、気持ちが分かる人がたくさんいらっしゃると思いますし、逆に全く分からないという方もいらっしゃると思います。どちらの方にも楽しんでいただけるように、いろんな側面を見せていきたいなと思います。また、毎話、転職を考え、たくさん悩みを抱えた人たちが登場します。その人たちと向き合う中で、自分が演じる嵐や、小芝さん演じる千晴の言葉によって、ぐっと心に刺さったり、共感したり、色んな感情になると思いますので、一つ一つ、届ける言葉を丁寧に伝えていけたらなと思っています。

視聴者へのメッセージ

「転職の魔王様」、見ごたえのあるドラマにしたいと思っています。頑張ります。ぜひご覧ください。

小芝風花 コメント

原作や脚本を読んだ感想

原作を最初に読ませていただいたのですが、とても面白く拝読しました。私もそうなのですが、コロナ禍になり、自分のこれからのことや、自分が何を本当にしたいのかっていうことを考え、見つめなおす機会が増えたと思います。この作品は、いろんな人の転職をするきっかけや、理由を垣間見ることができて、この先の将来のことを考えたい自分にもすごく刺さった言葉も多く、とっても面白かったです。

未谷千晴はどういう人物か

私が演じる未谷千晴ちゃんという子は、共感しやすい役というか、きっとこういう千晴ちゃんみたいに、本当に自分がやりたいことが分からなかったり、でもそれにすら気付いてなかったり。実は同じような思いを抱えている人は多いのかなと思います。私も、改めて「ハッ」とさせられる部分が多かったので、この役を通して見てくださっているみなさんが、自分のことを見つめ直すきっかけになったり、背中を優しく押せるような作品にできたらなって思いました。

成田凌の印象

成田さんとは初共演なのですが、すごくいい脱力感というか、何も飾ってない感じが、すごくステキだなって思いました。成田さんが演じられる「魔王」と呼ばれている来栖さんも、初対面だろうと、相手がどんな人であろうと、自分を変えない、自分を貫いている方なので、すごくぴったりな方だなって思いました。

本作の魅力

こんな理由で転職するのってどうなんだろう…と思っている人って多分たくさんいると思うんです。どうしてもこの仕事がやりたいっていうものがあるわけじゃないけど、今の職場に不安を持っていて…みたいな。原作にもありましたが、好きなアーティストのライブに行くためのスケジュールがなかなか調整できないから転職したいっていう人もいれば、職場の環境になじめなくて転職したいっていう人もいる。理由は本当に人それぞれで。人から見たらそんな理由で転職って思うことでも、本人にとってはそれが職場を変えたい、これから先こういう風に生きていきたいっていう意志を持って選択することってすごくステキなことだと思うので、そういう悩みを抱えている方たちの背中を押せるような作品になったらいいなって思っています。

視聴者へのメッセージ

このドラマは、一話完結で、いろんな悩みを持った求職者の方が登場します。それに対して魔王と呼ばれる来栖さんが辛辣な、でもすごく核心を突いた言葉を投げかけてくるので、見ながらちょっと「ハッ」とさせられることもあると思います。改めて自分がどうしたいのかっていうのを考え直すきっかけにもなると思いますし、登場人物もキャラクターが強く楽しい作品にもなると思いますので、ぜひ見ていただけるとうれしいです。よろしくお願いします!

額賀澪 コメント

「ドラマ化が決まりました。キャストは成田凌さんと小芝風花さんで、制作はカンテレで、フジテレビの月曜10時放送で――原作者として何か要望はありますか?」と担当編集に聞かれ、「完璧すぎて悔しいくらい何も言うことがないです」と答えました。面白くなるに違いないと送り出した「転職の魔王様」ですが、原作も、原作者の期待も超える面白いお仕事ドラマになったと思います。ひとりでも多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。

萩原崇(プロデューサー)コメント

「貴方の人生、それでいいんですか」、原作を読ませていただいた時に、この台詞が自分に突きつけられている思いになり、自分のこれまでの人生、そしてこれからの人生について考えるきっかけになりました。
そして今度は、胸に突き刺さり、身に染みる言葉の数々を、ドラマのかたちで、世の中の人に届けたいと思いました。
主人公の“最恐”毒舌の魔王様に成田凌さん、懸命に生きるも不器用で、誰もが応援したくなるヒロインに小芝風花さんという、最高にステキなおふたりとともに、少しでも見てくださる方の人生の後押しになれたら!という願いを込めて、この夏一番の爽快な物語をお届けします! お楽しみに!

この記事の画像(全2件)

読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“小峯裕之が脚本を手がけ、堀江貴大、丸谷俊平、保坂昭一が監督を担当”/成田凌がドラマ「転職の魔王様」で毒舌キャリアアドバイザー役、ヒロインは小芝風花 - 映画ナタリー https://t.co/duv88JTJBv

コメントを読む(10件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 成田凌 / 小芝風花 / 小峯裕之 / 堀江貴大 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。