新ドラマ「転職の魔王様」の制作発表会見が、本日7月7日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの
額賀澪の小説「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」をもとにした本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐を主人公とした物語。求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させていく姿が描かれる。
来栖役の成田は「“毒舌”という言葉がこのドラマの代名詞みたいになっていますけど……そういう強い言葉って100%以上の愛情がある人にしか言わないし、そういう言葉を食らわないと自分の本当の姿が見えてこないこともあると思います」と述べる。そして劇中のお気に入りのセリフとして、石田演じる転職エージェント会社「シェパードキャリア」の社長・落合洋子の「仕事を決めることは生き方を選ぶこと」を挙げ、石田本人も「本作を表している言葉だと思います」と大きくうなずいた。
小芝が演じるヒロイン・未谷千晴(ひつじたにちはる)は、大手広告代理店のハードな労働環境で“社畜”として働いていた役どころ。演じながら思うところもあったようで、小芝は「このお仕事をやっていると、求められることってすごくうれしくて。限界を超えてもがんばりたいという思いがどうしても出てくるんです。それでも誰かの価値観に振り回されるんじゃなくて、自分の意思で、自分の価値観を持って仕事に臨みたいなと思いました」と素直な思いを口にする。
山口、藤原、小田、前田はシェパードキャリアで働くメンバーとして出演。最年少ということでいじられキャラの藤原が「今の自分の背中を押してくれて、次の日の朝に力強く家を出たくなるような作品です。勇気を与えられると思います!」とアピールすると、小田から「真面目すぎん?」とクレームが。成田は「こういうところをたまに見せてくれるから、より彼の沼にハマっていくんですよ」「愛しくてたまりません」と目尻を下げながら藤原を見つめた。
また小田は劇中に登場する「子供の頃のあなたが今のあなたを見てなんて言うでしょう?」というセリフに感銘を受けたそうで、「(子供の頃の自分が今の自分を見たら)泣くんちゃいます? 僕、松本人志になりたかったのに!」と嘆いて笑いを誘う。山口は「個人レベルの働き方改革が描かれ、働くって?生きるって?と考えさせてくれるドラマです」、前田も「求職者に限らず、いろんな方に当てはまるヒントやきっかけが含まれています」とそれぞれ見どころを伝えた。
キャリアアドバイザーという役柄にちなみ、会見では共演者同士で相談およびアドバイスし合うコーナーも。前田は相談相手に成田を指名し、「仕事が重なったときはどう処理していますか?」と質問する。成田はけろりとしながら「俺、朝方に撮影終わってすぐ次の現場でも大丈夫なんだよなあ」と答えるも、「でも最近、めっちゃ怒られたりした日はサウナに行って、2周半目ぐらいで『俺は一生懸命お芝居するだけ!』って思って帰ります」と告白。そのまま反省モードに入ってうなだれる成田に対し、前田は「ごめんごめん! 軽いアドバイスでいいから!」とフォローし、最終的に2人とも「デトックスが大切」という結論に至った。
「転職の魔王様」は7月17日よりカンテレ・フジテレビ系で放送。
月10ドラマ「転職の魔王様」
カンテレ・フジテレビ系 2023年7月17日(月・祝)スタート 毎週月曜 22:00~
※初回15分拡大
※動画は現在非公開です。
PHP文藝(PHP文芸文庫) @php_bungei
「転職の魔王様」制作発表会にお邪魔してきました☺️いよいよ放送まであと10日!!! https://t.co/xXp9GD9vcV https://t.co/E1anNhm8Cn