2.5cmの貝がSNSで大バズり「マルセル 靴をはいた小さな貝」予告

「マルセル 靴をはいた小さな貝」の公開日が6月30日に決定。予告編がYouTubeで解禁された。

本作は人の言葉をしゃべる体長2.5cmの不思議な貝マルセルの生活を、実写とアニメを組み合わせたモキュメンタリーとして描いた作品。予告には不慮の事故で家族と離ればなれになり、寂しさを抱えるマルセルの姿が切り取られた。「怖がっていてはダメ。冒険あるのみよ」という祖母コニーの言葉に背中を押され、マルセルは家族探しを決意。情報提供を募る映像をWebにアップすると、またたく間にSNSでバズり、全米中を巻き込んだ展開へ。そしてマルセルが経験したことのない新たな人生が幕を開ける。

監督を務めたディーン・フライシャー・キャンプは、劇中でマルセルのドキュメンタリーを撮影する映画作家ディーンとしても出演。女優でコメディアンのジェニー・スレイトがマルセル、イザベラ・ロッセリーニがコニーに声を当てた。第95回アカデミー賞では長編アニメーション賞にノミネート。第50回アニー賞では長編インディペンデント作品賞と脚本賞（長編）、スレイトが声優賞（長編）を受賞した。

「マルセル 靴をはいた小さな貝」は東京・新宿武蔵野館、WHITE CINE QUINTOほか全国で公開される。