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本作は、凪良ゆうによるBL小説を実写化した連続ドラマ「美しい彼」の劇場版。人気カメラマンのアシスタントとして働く平良一成と、俳優として活躍する清居奏の“その後”の物語が描かれる。平良を萩原、清居を八木が演じた。
事前に集められた質問にキャストと監督が答える本イベント。2人の演技について尋ねられた酒井が「ほとんどのシーンが想像していた以上のものになりました。ありがとうございます」と述べると、萩原と八木は「えいえいー」とうれしそうにじゃれ合う。萩原は「段取りでいろいろとやってみてから撮影しました。監督がなんでも許してくれるので、なんでもやってみたくなるような現場で。そういうところから生まれた平良と清居のやり取りもあります」「振り切ったことをしても大丈夫なんだという信頼関係のもと撮影していました」とのびのびとした現場を回想した。八木も「(ドラマの)シーズン1の本読みの段階から、酒井さんにはずっとアドバイスをいただいていました。感情の動きなど1つひとつ、最初から教えてもらって。初めてのダブル主演作で最高の作品にめぐり会えました。酒井さん、利久でよかった」と感謝の思いを伝える。
作品にちなんだ「それぞれにとってエターナルなものは?」という質問が飛ぶと、酒井は「撮影や作品作りですね。撮影がないと生きた心地がしないので、撮影あっての自分の人生だなと思います」と回答。八木は「サウナかな。整ったら『エターナル』って言うんで……嘘です(笑)。サウナは日常をがんばるモチベーションの1つになってます」、萩原は「バスケの試合観戦。ここに来るときも(スマホで)観てましたもん。毎日一喜一憂しています」と楽しそうに答えた。
“「美しい彼」ロス”を心配するファンから予防策を尋ねられる一幕も。萩原が「僕たちも現場が終わってから今日までラグがあるね」と水を向けると、八木は「次から次へとやることがあったので今は大丈夫かも。でも『美しい彼』の現場にいるのが普通という毎日だったから、ぽっかり空いた感じはある。それに徐々に慣れつつあったけど、1話でも観ると懐かしいなと思ってロスになりますよ」と述懐。しかし八木は「時がなんとかしてくれる。それに映像には細かいところにこだわりがあるので、それを見つけて楽しむとか。ロスのことは気にしないで、ずっと好きでいればいいんじゃないでしょうか」とアドバイスを送り、萩原も「友達とかとしゃべりながら観ても面白いよね。自分では見つけられなかった楽しみを発見できると思う」と続けた。
最後に萩原は「やっとこの日を迎えられてうれしいです。たくさんの方に来ていただいて、シーズン1のときから考えると本当に奇跡のようです」「いつも作品を愛してくれてありがとうございます、これからもよろしくお願いします」と頭を下げる。八木は「上映後に皆さんとコミュニケーションを取れる機会があってうれしいです。スタッフ・キャスト全員、シーズン1を超える気合いで、全力で1つの方向に向かって作り上げた作品です。ロングランできる作品になればと思いますし、ベトナムなど海外での上映も決定しました。国境を越えて愛されていると実感しています」とコメント。酒井は「まずはこの物語を生み出してくださった凪良先生、ありがとうございました」「熱い応援のおかげで奇跡的に劇場版をやることができました。毎日元気をもらっています。これからも美しい彼をよろしくお願いします」と会場へ語りかける。イベント終了時には客席から「エターナル!」という掛け声が飛び、萩原と八木は大きな笑顔を見せて会場をあとにした。
「劇場版 美しい彼~eternal~」はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開中。イベント中には、4月21日に萩原と八木の副音声付き上映がスタートすることも明かされた。
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